傷病人が家の中など室内にいる場合、救急隊は当然ながら家の中などの室内に入ってきます。
その時、こちらも当然のことながら、靴は玄関で脱いでいきます。
そんな時に靴がバラバラに置かれていた場合、揃えてあげようと親切心が「働いてしまう」人も少なくないのではないでしょうか?
しかしその親切心、もしかしたら救急隊の人にとってはありがた迷惑かもしれません。
尼崎市消防局が局の公式Instagramにて、『救急隊の靴の並べ方』と題した動画を公開。
室内に傷病人がいた場合の様子を再現した動画を投稿しました。
その動画の中で、救急隊の靴を『揃えないでほしい』という旨とその理由を明かしています。
実は、救急隊の人たちは決してバラバラに靴を脱いでいたわけではないのです。
より効率的に傷病者を運べるよう、靴の脱ぎ方も計算してバラバラに脱いでいたのです。
傷病人はたいていの場合、下手に動かさないように迅速かつ丁寧に運ばなければなりません。
もし計算されておかれた靴の位置が親切心によって皮肉にも動かされてしまった場合、
靴の位置の確認に手間取って傷病人の救助に時間がかかったり、
体勢を崩して場合によっては傷病人を落とし、
更なる怪我を誘発することにもなりかねません。
1人でも多くの人ができるだけ早く回復できるように、私たちも気をつけて行動していきたいですね。
引用元:Instagram
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