ススキノのホテルで男性(Aさん)が首を切断されて殺害された事件。
警察は田村瑠奈容疑者とその父親で精神科医の修容疑者、さらには母親をも逮捕。
警察の調べによると親子は共謀したと見られており、鋭利な刃物のような凶器で男性の首を切断し、遺体を放置した疑いが持たれています。
事件は7月1日の深夜から2日の未明にかけて、札幌のすすきのにあるホテルの客室の浴室で発生しました。
防犯カメラの映像からは、瑠奈容疑者だけがAさんと一緒に客室に入る様子が確認されており、父親の関与はないと考えられています。
瑠奈容疑者は修容疑者と母親の長女であり、3人で同区に住んでいました。
捜査本部は24日の朝から瑠奈容疑者の自宅を家宅捜索し、押収した資料の分析などを行って事件の全容解明を目指しています。
Aさんは1日に同区内で開催されたLGBT関係者が集まるディスコイベントに参加しており、その際に女装をしていました。
防犯カメラの映像などによると、Aさんと瑠奈容疑者は午後11時ごろにホテルの202号室に入室し、約3時間後の2日の午前2時ごろ、瑠奈容疑者が1人で部屋を出ていきました。
この際瑠奈容疑者はフロントに、
「先に1人で出ますので、部屋の鍵を開けてください」と連絡し、数分後に堂々とホテルを出ていった模様。
一方でAさんは女装愛好者であり、“界隈”では性にリベラルで奔放なことでも知られていました。
札幌の繁華街であるすすきのにある、特殊な趣味を持つ人々が集まっている老舗の会員制バー「B(仮称)」では、「ともちゃん」という名前で知られていたそうです。
Aさんが「B」で出入りできるようになったのは、このバーの常連客であるサトウさん(仮名)の紹介があったからだとのこと。
そのサトウさんは、次のように証言しています。
📢メディアが報じない【すすきのホテル殺人の動機】
《事件の始まりと動機》
①瑠奈容疑者は男🆖のレズビアン
②被害者はトランス女性（すすきので有名）
③LGBTイベントで①と②は出逢ってラブホテルへ
④ホテルで②が男に豹変して①をレイプした
⑤その後も①は②に付きまとわれて恨んでいた… pic.twitter.com/hNYL0WtDXL— ami (@amisweetheart) July 26, 2023
「最初にAさんと出会ったのは、北海道伊達市の北湯沢にあるKという名前の混浴温泉です。ここは家族連れや普通のカップルも来る川沿いの温泉なのですが、我々“界隈”のなかでも有名なスポットでした。男女カップルや単独で来た男性客が、女性を鑑賞して双方でその反応を楽しむ文化があったのです」
この温泉は今も存在するようですが、オーナーが変わって名称が変更されたことで今は界隈の人たちも寄り付かなくなったようです。
「以前からAさんはそこに単独男性として来ていて、女性を覗き見していました。ちなみに、混浴風呂で覗き見することを“ワニ”と言います。そのうちAさんはワニだけでは満足できなくなったのか、私にすすきのの“特殊”なバーに『(店は紹介制のため)入店できるように繋いでほしい』と言ってきたので、『B』のオーナーに紹介しました。Aさんはこのとき名前は名乗りませんでしたが、『恵庭市在住で女装が趣味』と言っていました。今回の事件を受けて『B』の店長からも、『サトウさんから紹介された男が首なし殺人の被害者だ』と連絡がきたので間違いないですね」
サトウさんはこのように語ります。
瑠奈容疑者にも女性として最初接近し、ラブホテルに連れ出して豹変したことで、男嫌いと言われていた瑠奈容疑者に殺害されたと見られている今回の事件。
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