舞の海秀平氏（55才）は、小柄な体躯でありながら大関や横綱に立ち向かい、多彩な技を披露し、その姿勢から“平成の牛若丸”や“技のデパート”と称されていました。
最近、彼に対して心配の声が上がっているとのことです。
舞の海氏は現役時代から銀座で飲み歩いていることで知られており、そのスマートかつ紳士的な飲み方が銀座の飲食店関係者から広く愛されていました。
しかし、ここ数か月彼の姿を夜の街で見かけなくなり、彼を知る人々は皆心配しています。
実は、舞の海氏は知人からの投資話に騙され、1億円近いお金を失ってしまったようです。
投資とは言え、その内容は詐欺的なものであり、舞の海氏以外にも複数の被害者がいるとのことです。
角界引退後、舞の海氏はNHKの大相撲中継の解説やテレビ番組への出演、講演会などで精力的に活動してきました。
しかしコロナの感染拡大により、彼の仕事にも大きな影響が出てきました。
特に講演会の仕事が激減し、不安を抱えていた彼はA氏という人物に出会いました。
舞の海氏が資産運用に興味を持っていることを知ったA氏は、ある投資話を持ちかけたのです。
A氏は自称・明治大学ゴルフ部出身の50代の男性であり、
「政府関係の仕事をしているが、特命案件のため名刺を渡せない」
と語り、複数の会社を経営しているとも話していました。
舞の海は本来慎重な性格でしたが、A氏に熱海のマンションに招待されたり、ゴルフの送迎の際に高級外車のベントレーやポルシェを見せられるうちに、彼の言葉を信じ込んでしまいました。
舞の海氏はA氏の誘いに乗り、多額の資金を複数回にわたって投資しました。
その総額は1億円近くにもなると見られています。
最初は少しの配当があったものの、それも徐々に途絶えてしまったそうです。
現在は配当もなくなり、A氏とも連絡が取れなくなったため、舞の海氏は騙されたことに気づきました。
実は、A氏が見せびらかしていたマンションや高級車はすべて借り物だったのです。
舞の海氏は非常にショックを受けています。
7月下旬、舞の海氏にA氏とのトラブルについて直撃しましたが、彼はA氏との面識や金銭トラブルの存在を認めました。
ただし、今後の対応については弁護士に任せるとのことです。
舞の海氏は人望が厚く、周囲からは“いい人”として慕われていました。
彼は今、土俵際に追い込まれている状況ですが、彼自身には起死回生の方法があるのでしょうか。
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