ビッグモーターの「街路樹問題」について、2019年に福岡県古賀市の市議が市民から相談を受けていたことが明らかになりました。
ビッグモーターの問題が明るみに出る前の2019〜2020年にかけて、古賀市の市議に届いた2通の手紙には、ビッグモーター古賀店の前の街路樹に関する驚くべき情報が記載されていました。
そこには、「ビッグモーターの社員と思われる人が、街路樹の根元にバーナーのようなもので火をつけていた」という旨の記載があったのです。
古賀市の村松謙二市議はこの手紙を受け取った直後、街路樹の管理を担当する国土交通省九州地方整備局に相談。
村松市議によると、九州地方整備局は現場の土壌調査を行いましたが、除草剤の成分は検出されなかったとのこと。
街路樹が枯れていたため、倒木の危険があると判断され、2020年1月に伐採されたとのことです。
村松市議は、「証拠がないため、一部で妥協せざるを得なかった部分もある。さらに原因を追及することができなかったことに悔いを感じています」と述べています。
九州地方整備局は、当時の詳しい対応について「回答できない」としています。
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