自民党の議員たちのパリ視察が物議を醸しました。
SNSで公開された、エッフェル塔の前で楽しそうにしている様子は国民の感情を逆撫でする結果に。
その炎上の発端となった投稿をした松川るい議員は、2016年7月に参議院大阪選挙区で初当選し、現在8年目。
その間、彼は「フランス」に関連した発言を13回もしてきたとされています。
【自民党女性局海外研修について】
今回の女性局海外研修について、様々なコメント(誤情報も一部あります)をいただいておりますので、ご説明させていただきます。※長文になりますので、画像にまとめさせていただきました。 pic.twitter.com/bnYwUwCVQ9
— 松川るい =自民党= (@Matsukawa_Rui) July 30, 2023
最初の発言は、当選直後の2016年11月10日に参議院財政金融委員会で行われたもの。
「消費税の負担割合は、他の国と比べてむしろ低いのではないかと思っています。スウェーデン、デンマーク、ノルウェーは25%、フランスは19.6%、ドイツは19%です」
と述べた彼女は、財政再建主義者のような立場をとっています。
確かに、消費税率だけを見れば日本は比較的低いかもしれませんが、2021年度のデータによれば国民の負担率は48.1%に達しています。
さらに、財政赤字を考慮した潜在的な国民負担率は57.4%にも上ります。
国民負担率が1%上昇すると、経済成長がマイナス0.11%になることが明らかになっており、家計にも悪影響を及ぼすことが分かっています。
国民負担率の水準が危険な領域に差し掛かっていることは誰の目にも明らかですが、フランスなどと比較して安いからといって、彼が消費税を引き上げることを主張するのは国際的な基準とは言い難いでしょう。
引用元:みんかぶ
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