ものまねタレントの広川ひかるさんが、自身の本名である上島光名義でエッセイ
「竜ちゃんのばかやろう」を出版。
2022年5月11日午前0時頃、亡くなったダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの奥さんである広川ひかるさん。
オリコンのYouTubeチャンネル「oricon」では、広川さんが8月10日に東京で行った出版会見の様子を配信。
広川さんが口にしたのは、上島さんの生前のエピソードの数々です。
例えば、お風呂の温度を45℃に設定して熱湯に耐性をつけていたことや、おでんが大好物なのに熱々のおでんネタがあるため、他人の目を気にして外で注文しなかったことなどです。
広川さんは本の出版に際して、上島さんが亡くなる前夜の出来事を週刊誌で明かしていました。
「タバコを吸いに部屋から出てきたのですが、様子がおかしくて。泣いているような状態で『死んじゃいたい』と言い出したので、一人で寝かせるのは心配だな、今日は同じ部屋で寝た方がいいなと思い、戸締まりして電気を消して、部屋に行ったら…っていう感じでした」
目を離したのはたったの10分。
「これほどの後悔は一生忘れられません」と、広川さんは後悔の念をにじませています。
目を離した隙にと言えば、1986年4月8日にアイドル歌手として人気絶頂の岡田有希子さんが、所属事務所のビル屋上から飛び降りて18歳でこの世を去ったことを思い出します。
岡田さんは1986年1月29日に松田聖子が作詞したシングル
「くちびるNetwork」でオリコンチャート初登場1位を獲得し、大ブレイクを果たしましたが、その3ヶ月後に自宅マンションでガス自殺を図り、この時は未遂に終わりました。
当時の所属事務所の福田時雄元専務は岡田さんの希望で事務所に連れて行き、電話対応のため一度部屋を出ましたが、戻ってきた時には岡田さんの姿は…。
岡田さんの苦しみは計り知れないものであり、残された人々の悲しみは癒えることはないでしょう。
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