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いじめ謝罪会が被害者糾弾会に!いじめを苦に自殺未遂し、車椅子になった児童を加害者の家族が囲み・・・

埼玉県の男子高校生がいじめを受けて自殺した問題で、調査委員会が自殺の原因として学校による「二次被害」を認めました。

男子高校生の母親は、取材に応じて次のようにコメント。

「率直に言うと学校は何もしてくれなかった。『いじめは解決できない』とはっきり言われて」

2019年9月、当時埼玉県の県立高校に通う1年星の小松田辰乃輔君。

彼は川口市のマンションから飛び降りて亡くなりました。

辰乃輔君は小学6年生の時からいじめに苦しめられ、少なくとも4回自殺未遂をしました。

彼は軽度の知的障害を持っており、いじめの被害をノートに詳細に書き留め、中学校の教師たちに相談し続けました。

しかし教師たちは彼の話を信じず、適切な対応をせずにいたそうです。

「教師らは障害というところを疑って辰乃輔が書けるわけないだろうとか、本人の苦しさを受け止めてくれなかった」

彼の母親はこのように語ります。

その後、第三者の調査委員会による報告書がまとめられ、自殺の主な原因の一つとして認定されたのが学校の対応による二次被害です。

当事者の仲裁のために学校で設定された謝罪会が、逆に辰乃輔君を追い詰める結果となりました。

その時の一部始終がこちらになります。

加害者側 祖母:「何を希望してるのよ。ふざけるんじゃないよ、あんた」

加害者側 父:「はっきり言おうか。その足になったのは君が飛び降りたからだ」

加害者側 祖母:「それを人のせいにするんじゃないよ」

辰乃輔君の母親によると、

「そこに先生がいたんです。担任、教頭、そしてもう1人先生がいて、誰1人止めなかったです」

とのこと。

もはや被害者糾弾会となったいじめ謝罪会以降、辰乃輔君は夜も眠れなくなったとのこと。

「夜寝る時も(辰乃輔君が)いなくなってしまおうとしたりしたので、(辰乃輔君の)右足と私の左足を結んで毎晩寝ていました」

母親はこのように語ります。

そして、あえなく辰乃輔君は帰らぬ人に…。

彼の母親は、

「加害者に寄り添うのではなくて、被害者に寄り添った対応をしていれば『いじめの芽』というですかね、早く摘めたんじゃないかと」

と訴えるのでした。

川口市の教育長は、二度とこのようなことが起こらないよう再発防止に努めるとしています。

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