少女に無理やり酒を飲ませ、トイレに連れ込んでわいせつ行為を行ったとして、元東京中央美容外科の医師・加納直樹容疑者(38)と湘南美容クリニックの同・小山忠宣容疑者(27)が逮捕されました。
2人は女子高生2人をカラオケ店に連れ込んでいたとされ、7月27日には未成年誘拐の疑いで逮捕されています。
両容疑者は少女たちをカラオケ店に連れ込んだ後、ゲームと称して酒を飲ませて酔わせ、下半身を触ったりキスするなどのわいせつ行為を行ったようです。
さらに加納容疑者は女子高生の1人をトイレに2回連れ出し、性的暴行を加えたとされています。
加納容疑者は黙秘し、小山容疑者は『酒を飲んでいたので記憶がありません』と犯行を否認しています。
「いくつ?一緒に飲まない?」
男たちは少女の進路を遮り、しつこく誘いました。
誘ったのは、逮捕された加納容疑者と小山容疑者です。
2人は7月25日の夜10時半過ぎ、東京都葛飾区内で行われていた花火大会の会場から駅へ向かっていた女子高生2人に声をかけ、近くのカラオケ店に連れ込んだとされています。
女子高生たちは『10代の高校生ですから』と誘いを断ったそうですが、医師たちは彼女たちが帰ろうとするのを妨害。
路上で酒を飲ませた上、強引にカラオケ店へ連れて行ったようです。
カラオケ店でも何杯も酒を飲まされた女子高生たちは、身の危険を感じて約1時間後に店から逃げ出しました。
しかし、加納容疑者らは再び少女たちを連れ戻し、酒を飲ませたとされています。
トイレに入った女子高生の1人が、泣きながら母親にLINEや電話で助けを求めました。
母親が警察に110番通報したことで事件が発覚。
1人の少女は酔い潰れ、急性アルコール中毒の疑いで病院に搬送されました。
調査に対して医師たちは、「ナンパが趣味だった」「お持ち帰りしたかった」と供述しましたが、
「未成年とは知らなかった」と一部を否認しているそうです。
加納容疑者と小山容疑者は、丁寧な診療で評価の高い有名な医師だったとされています。
なぜ評判の良い医師が、信じられないわいせつ事件を起こしたのでしょうか。
医師は、若いうちから『先生』と呼ばれ周囲から敬意を表されます。
一部の人間は、患者への優位な立場を悪用してしまうのかもしれません。
患者や医療スタッフも、尊敬すべき医師からの誘いを断りづらい状況に置かれています。
今回の犯行現場はカラオケ店でしたが、クリニック内の密室で行われるケースも多いです。
室内には医師と患者しかいないため、第三者の証言が得られず、犯行が発覚しにくいのです。
一度味をしめた加害者が事件を繰り返し、複数回の逮捕につながるケースが多発しています。
加納容疑者と小山容疑者は「ナンパが趣味」と供述しているため、被害者は他にもいる可能性があります。
警察は余罪を考慮に入れて捜査を進めています。
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