米国のスタンフォード大学(SU)の研究により、オスマウスの脳内には「メスの存在を認識する」という情報を「交尾したいという欲求」という形に変換する脳回路が見つかりました。
この脳回路は、オスマウスの性欲の源であると考えられています。
さらに、この脳回路を強制的に活性化すると、オスマウスはオスであっても無生物であっても関係なく、交尾行動を行い始めました。
興味深いことに、通常、オスマウスは射精後に一定の時間の休息期間を必要としますが、この脳回路が活性化されると、射精後でもわずか1秒で再び交尾行動を始めました。
研究者たちは、同様の脳回路が人間にも存在する可能性が非常に高いと述べており、この脳回路を活性化させる薬が開発されれば、バイアグラとは比べ物にならない、完璧な性欲増強剤が実現できると考えています。
この研究の詳細は、2023年8月11日に『Cell』誌で公表されました。
オスの性欲を支配する脳回路を発見!強制活性化で無生物にも欲情https://t.co/4UBiymZvSP
米スタンフォード大はオスマウスの性欲の源泉となる脳回路を発見。この脳回路を強制的に活性化するとオスは無生物を含むあらゆる存在に飛びつき交尾をはじめました。性欲の本質とは何なのでしょうか? pic.twitter.com/erdrJgegAE
— ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) August 16, 2023
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