びっくり

DJ SODA「私は6歳の時に性被害を受けた。日本人がそのトラウマをえぐってきた」

8月21日の夜、韓国出身のDJ SODAさんがTwitter(現X)で声明を発表しました。

声明の中で、「服装と性犯罪の被害は絶対に関係がない」と述べ、また

「原因はセクシーな服装ではなく、加害者自体にある」と訴えました。

DJ SODAさんは大阪の音楽フェス「MUSIC CIRCUS’23」に出演した際、観客から胸を触られるなどの性被害に遭い、運営会社は大阪府警に告発状を提出しました。

しかし、一部の日本人からは

「露出度の高い服を着ていれば(性被害は)予測できる」

「自分から被害を受けに行っている」といった誹謗中傷が寄せられました。

DJ SODAさんは、「被害者の露出が原因と考えることは絶対に許されない」と強く否定。

「露出が性暴力の誘発要因という見方は、男性中心的な考え方であり、偏ったものだ」とも述べました。

DJ SODAさんはまた、自身の経験についても告白しました。

彼女は6歳の時に両親が共働きで家に一人でいた際、強盗に性暴力を受けたといいます。

その経験から彼女は場面緘黙症(声を出して話すことができない症状)になり、今までその事実を誰にも話さずに隠して生きてきたと述べました。

さらに彼女は、2018年に韓国のフェスに遊びに行った際にVIPの男性からセクハラを受け、加害者を探していたところ、男性カメラマンの知り合いから非難されました。

「あなたはいっぱい稼いでいるはずだ。最近のme too運動がひどくなっている中、あなたまでそういうことをするのは、俺たちの生計を脅かす」

と言われたといいます。また、海外のDJたちからも性的な発言を受けた際には謝罪されず、

「『冗談だった』としか言われませんでした」

と述べ、セクハラ加害者を非難する投稿も事務所から求められるままに削除したと明かしました。

DJ SODAさんは「しかし、もうこれ以上逃げたり隠れたりすることはありません」と宣言し、

「この(性被害の二次被害)を無視することは、他の人が被害者になる可能性を高めるだけだからです」と強調しました。

また、彼女が反日運動の一環として性被害を訴えているという誹謗中傷に対しては、

「これは日韓問題でも、男女問題でもありません」と説明しました。

「私は日本が好きで、昔から公演もしてきたし、日本旅行にも行ったし、日本の友人も多く、日本の化粧品や食べ物も好きです」

と述べ、「私は特定の国を非難するためにこの事件を公にしたのではありません」

と反日運動の説を否定しました。

DJ SODAさんは「私が被害を受けたことは、私が今までファンとの触れ合いで経験してきたものとは全く異なるものでした。私がもし他の国で同じことが起きたとしても、同じような対応をするでしょう」

と述べ、性被害者に向けられる自己責任論に対しては、

「なぜ被害を受けた人がいつも自分自身を責めなければならないのか?」と疑問を投げかけました。

「被害者を非難する社会の姿勢は非常に悲しいです。私の小さな声が少しでも被害者たちを支えられればと思います。私のような人々が声を出すことで、いつか社会の認識が変わることを願っています」

と締めくくりました。

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