日本大(日大)アメリカンフットボール部の寮で覚醒剤と大麻を所持したとして、3年生部員1人が逮捕されました。
警視庁は、別の複数の部員も大麻を所持していた疑いがあるとして、22日に大麻取締法違反容疑などで東京都中野区の寮を再び家宅捜索しました。
日大は公式ホームページで「アメリカンフットボール部学生寮が警察による2度目の家宅捜索を受けました。
現在、詳細については大学として確認中です」と報告しました。
北畠成文容疑者(21)が3日の家宅捜索で錠剤と植物細片が見つかり、覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで5日に逮捕されました。
警視庁は、北畠容疑者の供述を元に、新たに別の部員4人の関与を疑っています。
2度目の家宅捜索では、部屋を中心に寮外も調査されました。
具体的な時期や人数は分かりませんが、北畠容疑者と同じ部屋にいた可能性もあります。
日大は北畠容疑者の逮捕直後にアメフト部を無期限活動停止としましたが、「部員1人の個人犯罪」と判断し、まだ全容が解明されていない中でわずか5日後に解除されました。
現在は再び活動を休止しています。
関東学生連盟からは、「逮捕された部員以外の部関係者全員が違法薬物に関与していないことを保証できない」という理由で、当面の間出場資格が停止されています。そのため、今季のリーグ戦の第2節まで中止となっています。
さらに、廃部や解散の可能性も取り沙汰されています。
競技スポーツ担当の副学長は、アメフト部の存続について
「複数の逮捕者がいる場合、存続の可否を考えなければならない」と述べました。
今回の再捜索で新たな逮捕者が出れば、存続に関する議論は避けられません。
大学本部も「容疑が明らかになった場合には、厳正に対処する」と声明しています。
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