現在、東京都新宿区の歌舞伎町の近くの大久保公園周辺では、私娼界隈として知られる地域で盛り上がりが見られています。
多くの女性が路上で客を取り、若くて魅力的な容姿を持つ子たちが特に多いです。時には50人以上の女性が売春目的で道路に立っています。
しかし、コロナ禍以前は年齢や容姿、国籍などの理由で風俗店に在籍することができない女性が数人だけ立っている場所でした。
この状況の変化は、コロナ禍がきっかけと考えられます。
密集した場所となる風俗店はコロナ禍で客が減少し、大きな打撃を受けました。
しかし、風俗嬢たちは常連客との裏取引を通じて収入を得ていました。
それが徐々に一般の人たちとの援助交際に発展し、かつて売春の中心地であった大久保公園周辺に立つようになりました。
コロナ禍も一時期よりは騒がれることも少なくなりましたが、女性たちは風俗店に戻らずに路上での仕事を選びました。
その理由は単純に、「路上の方が稼げるから」です。
大久保公園周辺に立つ21歳の女性が話します。
「風俗店で働いていたらお店に半分取られますが、ここなら全額もらえます。それだけですよ」
彼女は多い日には10万円近く、少ない日でも3万円は稼ぐと言います。
風俗店で働いていた時は客が入らないこともあり、10万円などはまず達成できませんでした。
さらに、「路上の方が圧倒的に楽」とも話しています。
「風俗店にいると写真日記を書かなければなりません。それが本当に面倒です。気持ち悪い客でも適当に接客したらお店に怒られますし、出勤スケジュールも『もっと出られないか』と言われます。気分が乗らない時も『今日は休みます』と言いづらいです。」
また、風俗店に在籍するのではなく、路上で働くことの最大のメリットは「断れること」だと言います。
「風俗店にいても路上に立っていても、怪しい客は少し話しただけで何となく分かります。後でストーカーになりそうな危険な客や、普通に不潔な人などです。風俗店では、そういった人に指名されても断ることができません。ここでは、いきなり『いくら?』とか聞いてくる人も失礼だと思って断っています」
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