福島第一原発の処理水放出による影響から、中国で訪日団体旅行のキャンセルが広まっています。
中国メディアが「核汚染水を放出」と報じることで市民に不安が広がり、日本旅行の宣伝を控える旅行会社も現れています。
複数の客が健康への影響を心配し、日本行きの団体旅行への参加をキャンセルしたと報告されています。
遼寧省大連の旅行会社の担当者は、処理水放出後の状況を深刻な口調で語りました。
「キャンセルは避けられません。現在は日本旅行を勧めず、国内旅行の案内に力を入れています」
北京の旅行会社も、日本行きについて相談された複数の客から他のアジアの国への行き先変更を求められました。
「積極的に日本旅行を販売すると、反発を受ける可能性もあるので、日本旅行の宣伝は行っていません」と述べました。
朝日新聞が中国の旅行会社40社に連絡を取り、日本旅行を扱う23社から処理水放出の影響について回答を得ました。
28日時点では、「現時点では影響は出ていません」と回答した会社が多かったが、30日時点でキャンセルが発生していると答えたのは7社でした。
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