中国が原発処理水の輸入を禁止したことにより、佐渡市のナマコ養殖業者は困難な決断を迫られました。
佐渡市の養殖業者である「浦島三和」は、当面の間は輸入再開の見込みがないと判断し、事業の縮小を決定。
以前は佐渡市で水揚げされた天然ナマコを年間約30トン輸出し、中国で加工していました。
また、養殖業者は島内や県内外の漁協に放流用のナマコの種苗を8000万匹養殖していました。
しかし、中国の輸入再開は当面望めないと判断。
また、将来的には種苗の販売も困難になると予想されたため、事業規模を縮小する苦渋の決断をしました。
現在、約3センチほど成長した種苗8000万匹のうち、約7000万匹および約2億個のふ化するタマゴを全て廃棄する作業を行なっています。
さらに輸入禁止が長期化すれば、11月から5月までのシーズンに漁師から購入する天然ナマコの加工も困難になると予測されています。
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