人々の「関心」を引きつけ、金に変える方法について考えると、法律を無視して過激な動画を配信し、一線を越えることは珍しくありません。
その中でも、原田将大氏は迷惑系ユーチューバーとして知られています。
「山口県から来ました!」と大声で叫び、嫌がる人気ユーチューバーに「突撃」する迷惑動画で一気に有名に。
彼の動機はお金でした。
彼は地元の大学を卒業後、交際していた女性の父親の連帯保証人になり、1000万円以上の借金を背負いました。
返済に困り、2017年に地元の高校や大学に忍び込み、スポーツ用品を盗んだとして逮捕され、執行猶予付きの有罪判決。
勤務先の鉄鋼会社は彼を解雇しました。
「ユーチューブで稼ぐしかない」と考え、2020年2月に上京し、再生回数が稼げる「炎上動画」に手を出しました。
執行猶予期間中であり、「何かあったら今度こそ刑務所に入る」
と思っていましたが、やむを得ず行動を続けました。
半年間で約50本の迷惑動画を投稿し、再生回数が100万回を超える「ヒット」を連発。
しかし、再び彼は転落しました。
愛知県岡崎市のスーパーで、会計前に魚の切り身を食べる動画を撮影。
県警察から被害届が出され、同年7月に再び窃盗容疑で逮捕されました。
彼はコロナに感染しており、捜査に関わった警察官らにもクラスターが発生。
世間の注目は、「迷惑系」から「社会の敵」に変わっていました。
逮捕から約2ヶ月後、留置施設でやつれ果てた母親と面会し、自分の行動を後悔。
「もう続けられない」と思いました。
2022年3月、彼は懲役1年6ヶ月(保護観察付き執行猶予4年)の判決を受けました。
改心したつもりでしたが、旧ツイッターでは今も事故現場で悪ふざけをする動画を投稿し、世間から非難されることもあります。
彼自身は次のように分析しています。
「『へずまりゅう』の悪名で生計を立てるしかありません。もはや炎上中毒です」。
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