日本中が騒然となっているジャニーズ問題が続いています。
以前は国民的なブランドとして認識され、不動の地位を築いていた芸能事務所が、今では非難の的となっています。
主な責任者がいなくなった今、追及の対象は広範囲に広がり、被害者の所属タレントやそのファンまで向けられることもあります。
危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、今回のジャニーズ問題における「見過ごされている被害者」について次のように語っています。
「被害者や所属タレントに加えて、ジャニーズファンの中には小さな子供や10代の若者も多くいますので、言葉選びには細心の注意を払うべきです。報道や噂がますます熱を帯びる中で、これらの繊細で感受性豊かな世代のファンにも当然に影響を与えてしまいます。大切な『推し』に対して心配し、沈んでしまう子供や、学校で中傷を受ける子供たちが現れている今、大人は冷静に言葉を選ぶべきだと思います。また、SNSなどで思わぬ形で誹謗中傷に加担してしまうこともあるため、発言には十分な配慮が必要です」
今回、小学5年生の娘を持つ嶋内淳子さん（仮名）の話を聞く機会を得ました。
淳子さん自身は特にジャニーズファンではありませんが、実母がジャニーズファンであった影響を受け、幼い頃からジャニーズに詳しいと言います。
「娘は長年、一つのジャニーズメンバーに熱狂しています。他のグループのタレントも好きなようですが、彼が一番の推しです。
彼女は本当に大ファンで、ファンクラブにも入っています。また、祖母に連れられてライブなどにも行っています」
淳子さんの娘は、その「推し」を生きる上での原動力となっています。
「娘は推しの出演ドラマや映画を何度も見て台詞を覚えるほどです。そして、困難な状況に直面したときにも、その映像を見て気持ちを奮い立たせます。本当に心の支えとなっています」
引用元：FORZA STYLE
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