びっくり

「14歳でホストのセフレに」 「ドンキで働けるんだ」トー横少女、自殺直前の状況がヤバすぎる!

Sちゃんは、ピンクとマイメロディが大好きな少女。彼女の夢は、普通に幸せになること。

この少女との出会いは、2023年8月上旬に始まりました。

待ち合わせの時間にぴったりと現れたSちゃんは、見た目の「地雷系ファッション」とは裏腹に、ゆっくりと丁寧に話す女の子でした。

彼女は数年前からその場所に通っており、過去にはオーバドーズ(OD)をして救急搬送されたことがあり、それがネット上で拡散されてしまったこともありました。

彼女は笑いながら、「めっちゃ叩かれて、学校とか児相にもバレちゃったんですよね」と話しました。

しかし彼女の目はとても優しく、後に「お兄ちゃんに性暴力を受けて」と話すときの目と同じでした。

彼女は16歳の高校生です。

「勉強もできないし、友達もできないから」

定時制高校に通っていましたが、髪型やメイクの自由さにも関わらず、どうしても馴染めなかったのです。

「なんか違うって思っちゃうんですよね」と彼女は語りました。

そんなとき、ネットでホストと知り合いました。

彼に会いに歌舞伎町に行き、そのまま体の関係になり、彼の名前を手に入れました。

「でも、向こうは本気で好きではなかったと思います。未成年だから客にもなれないし」

と彼女は言いました。

「当時、Sちゃんは何歳でしたか?」と私は尋ねました。

「小学生か、中学を卒業したばかりです。14歳くらいだったと思います」と彼女は答えました。

自分に本当の居場所がないと感じながら、偶然歌舞伎町を歩いていると、トー横キッズに声をかけられました。

「もともとそういう界隈があるのは知ってたんですよ。プラプラしてたら、元気な子たちに『何歳ー?』って声をかけられて」

と彼女は話しました。

話を聞くと、そこにいる子どもたちはみんな、家や学校に居場所のない子供たちでした。

「お母さんはシングルマザーで、働いてるんですよ。家にいないか、家に彼氏を連れてくるか。だから、小学生の頃から、お兄ちゃんから暴力や性暴力を受けてきたんです。中2くらいのときに、本格的に家出して歌舞伎町に来ました」と彼女は語りました。

話の中でSちゃんは、「初体験はお兄ちゃんだった」と力なく笑いました。

彼女は兄の性暴力から逃れるために、トー横で過ごす時間が増えました。

そして、自然と援助交際を始めました。

当時、彼女は中学生。

お金が尽きても未成年で身分証がないため、雇ってくれる店がありませんでした。

他に稼げる手段が思いつかなかったため、彼女は仲の良い人たちと一緒に大久保公園で売春するようになりました。

トイレは近くのゲームセンターで済ませ、身分証が必要ない漫画喫茶で時々シャワーを浴びました。

コンビニで食べ物を買って、みんなで分け合って食べました。

野宿することもありましたが、有名なビジネスホテルに割り勘で部屋を取って、肩を寄せ合って眠ることもありました。

そんな場所で過ごすうちに、Sちゃんは市販薬の過剰摂取を繰り返すようになりました。

「私が飲む薬はけっこう記憶とかとんじゃうんですけど、やなこととか思い出すと鬱になっっちゃうから、その気持ちをとばすためにやるんです。薬を飲むと全部忘れて楽しくなれたりする。お酒よりも手っ取り早くてすぐに手に入るし、お金もかからないODのほうが好き」

――違法薬物をしてる子はいないの?
「噂で聞くことはある。男の子は大麻とかやってる子が多くて、女の子によっては男の子と一緒に泊ったりするときに誘われてやったりしてると聞いたことがある。私はやらない。市販薬が好き」

――児相は居心地が悪い?
「地獄。テレビとかもないし、毎日ラジオ体操とかもやらされる。嫌になる」

Sちゃんは、「もう児相に戻りたくない」と述べました。そのため、補導を避けるために、以前のようにホテルに泊まることもありません。夜間外出せず、門限までに電車で家に帰ります。ただし、トー横に通うことはやめていません。

インタビューの最後にSちゃんは笑顔で言いました。

「16歳になったので、ドンキホーテで面接に行きました。履歴書も書きました。これで普通の仕事ができるんです」

彼女は本当に喜んでいました。「今は彼氏がいて、早く彼と一緒に普通に幸せになりたいです」

「もっと話を聞きたいので、次は可愛いカフェに行きましょう」

彼女が時折薬で荒ぶる言動をするので、心配で電話するたびに彼女は笑って

「大丈夫ですよ」と言ってきました。

私は彼女の「大丈夫」を信じていました。

彼女のツイッターアカウントから彼氏の名前が消えたときも、彼女は「大丈夫です」と話していました。

ドンキホーテの面接に落ちたという連絡が来たときも、彼女は「大丈夫です」と言っていました。

何度目かの「大丈夫です」との後、彼女が何も言わずに歌舞伎町のホテルから飛び降りてしまったことがわかりました。

それはあまり時間がかかりませんでした。

Sちゃんの友達は、彼女が自殺したと聞いたとき、「本当に良かった」と泣いて話しました。

「やっと楽になれたんだ」と思ったそうです。

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