旧ジャニーズ事務所は、創業者で元社長のジャニー喜多川さんの性加害問題を受けて、現在のSMILE-UP.へと社名を変更しました。
この変更に伴い、タレントの活動についてはエージェント会社を新設し、SMILE-UP.はタレント活動には関与せず、被害者の補償と救済に専念することになっていました。
ただし、移行期間中は、SMILE-UP.も一時的にタレント活動に関与することになりました。しかし、残念ながら、補償と救済の面では何の進展もありませんでした。
その結果、ジャニーズ性加害問題当事者の会に所属していた40代後半の男性が、誹謗中傷や旧ジャニーズの対応の遅さにより、10月中旬に自ら命を絶つという悲しい事件が起きました。
この事件は14日の早朝に報じられましたが、SMILE-UP.は公式サイトのトップページの「お知らせ」に、この事件や誹謗中傷への注意喚起などを一切行っていません。
ただ、「被害補償特設サイト」という被害者用の別ページに、
「SNSなどを通じて被害にあわれた方やご家族等に対する誹謗中傷が行われております。そのような不当な行為は絶対に止めていただきますよう切にお願い申し上げます」
という文言が追加されました。
しかし、被害者に対して「誹謗中傷をやめなさい」
と注意喚起するだけでは、何の効果もありません。
最近、報道では俳優ののん(旧芸名:能年玲奈)さんのエージェントを担当する福田淳さんが新しいエージェント会社の社長に就任したことがよく報じられています。
しかし、SMILE-UP.の社長は東山紀之さんで、副社長は井ノ原快彦さんのままです。
つまり、SMILE-UP.の公式サイトの対応の不十分さや遅さは、東山さんと井ノ原さんに責任があると言えます。
タレント活動を後回しにしてでも、SMILE-UP.は公式サイトのトップページで被害者に対する誹謗中傷の停止を呼びかけるべきです。
報道から既に5日以上が経過しており、もうすぐ1週間が経とうとしています。東山さんと井ノ原さんは、職務怠慢の域を超えているのではないでしょうか?
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