人とのコミュニケーションの場でもあるお祭りなどのイベントは、そこにいるだけで楽しい気分になります。学校が主催する小さなお祭り、昔ながらの神社が行うお祭りや花火大会。
屋台で食べ歩きできるなど、お祭りやイベントを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。しかし、大勢の人が集まると、どうしても発生する問題が『ゴミ問題』です。
ハロウィンでも、渋谷には捨てられたゴミが散乱していました。夏のお祭りで近くのコンビニがゴミ山のようになるなど、ゴミ問題は解決できない問題なのでしょうか?
Twitterユーザーの「ぽんた」さんの写真が話題になっています。子どもを連れて小学校のお祭りに行った時、その会場には少し変わったゴミ箱があったそうです。
投票式ゴミ箱
投稿者さんが撮影したゴミ箱は『投票式のゴミ箱』でした。ゴミになった串や割りばしを、項目別に仕切ったゴミ箱で投票するシステムです。
これなら少し遊び感覚でポイ捨てを防止することができました。さて、年齢別と将来の夢で仕切られた投票ゴミ箱ですが、結果はどうなったのでしょうか?
地元の小学校のお祭りの箸ごみ入れ。なかなか面白い。
大人→はたらきたくない
に何本か入っている。 pic.twitter.com/wHVrD6PCE4— ぽんた (@777_ponta) 2018年11月4日
たくさんの串や割りばしが、投票されています。なりたい夢の欄には、現代風に「ユーチューバーになりたい」という項目もあります。一番下の「はたらきたくない」は気になりますね。(笑)
世代感覚を反映
投票式ゴミ箱は、世代間の夢や認識もうかがえます。昔から取り上げられている職業の『社長』『先生』もありますが、『YouTube』は圧倒的に小学校の男子が多いようですね。
また、幼児が憧れている『警察官』は、大人の投票がゼロです。大人は社会の恐ろしさを知っていますからね。投票式ゴミ箱は、大成功だったようです!
自分が出したゴミは自分の責任捨てるのが当然ですが、ポイ捨てされているのが現状です。注意すればケンカになりかねませんが、楽しめる形式だと快くゴミ箱に捨てられそうです。このように素敵なアイデアが広まって、ポイ捨ての無い世の中になって欲しいですね。