ゲリラ豪雨
近年頻繁に発生するゲリラ豪雨などの自然災害は、人間にとっても動物にとっても命すら脅かす事もあります。特に都会に襲いかかる自然災害は、予測以上の被害に対して弱く、人工物はなす術を知りません。
そこに暮らす人や動物にとっても深刻な問題なのです。突然降り出した雨はあっという間に大きな道路を冠水させてしまいました。
エストニアの首都タリンにゲリラ豪雨の猛威が襲いかかります。水位は成人のスネくらいまで上がり、通行する車でさえそろそろ走る事が難しくなりそうな状況でした。
このような危機的な状況の中でカメラはさらにピンチにさらされている生き物を発見するのです。
1人の男性が!!
その日、偶然にも大雨で道路が冠水する光景をカメラに収めていた男性がいました。
車の中からビデを撮影していると、電柱の陰に何やら動くものを発見します。
カメラをアップにすると、そこには1匹の子猫が雨宿りすらできずに震えて佇んでいたのです。
水位は子猫を飲み込んでしまうくらいまで高くなってきています。
発見した男性は雨の中を、傘もささずに車を飛び出します!そして子猫は無事に救出されました。
男性は優しく子猫を抱き上げ急ぎ車の中へ。タオルで包み温めてあげる事で一命を取り留めました。
奇跡的な救出シーンでした。その後この子猫は無事に里親が見つかり、今では幸せに暮らしているそうです。