ワグナーの旅立ち
シカゴのアシュリーさんと、ゴールデンレトリーバーのワグナーとはとても仲良しでした。
アシュリーさんがお休みの時には家の近くの公園へ行ったり、
水辺ではしゃいだりと楽しんだりもしていました。
ところがある日、突然ワグナーとの暮らしが終わりをつげたのです。
12歳になったワグナーは、天国へと旅立って行きました。
アシュリーさんはワグナーとの別れを惜しみながらも、
ワグナーが大好きだった思い出のある公園へ行き、そこでワグナーの遺灰をまくことにしました。
するとその時、こんな奇跡が起こりました。
不思議な関係
アシュリーさんがワグナーの遺灰をまいた瞬間、遺灰がワグナーの姿を映し出したのです!
しかもその姿は、まるでワグナーがアユリーさんにじゃれているような姿をしているように見えます。
アシュリーさんは、「ワグナーが最後にお別れを言いに来てくれたのね」と語っています。
ワグナーも、最後の最後までアシュリーさんとの別れを惜しんだと思います。
ワグナーの気持ちが遺灰に乗り移って形になったのではないでしょうか?
アシュリーさんとワグナーとの関係は、深い絆で結ばれています。
ワグナーは天国から、今もきっとアシュリーさんを見届けていると思います。
またアシュリーさんも、同じ時を過ごしたワグナーとの思い出を抱えて生きていきます。
たとえ住む世界が違っても、この二人のつながりは永遠に途切れることはないでしょう。
ワグナーのご冥福を、心からお祈りいたします。