泣ける

「一発屋」だと思われていた芸人の言葉に涙が溢れる・・・

ANZEN漫才のみやぞん

その年に大ブレイクを巻き起こし、

そのまま消えて行ってしまう「一発屋」と呼ばれてしまう芸人さんたちがいます。

ブレイク中が華やかな分、人気が低迷してしまうと寂しい存在となるだけに、

芸人さんとしてはあまり好ましくない呼び方かも知れません。


そんな「一発屋」になると思われていた芸人さんの中に漫才コンビ「ANZEN漫才」でボケを担当し、

今年ブレイクしたみぞやんさんがいます。

24時間テレビで161キロトライアスロンを走り切るなどして、大活躍しているお笑い芸人さんです。

そのみやぞんさんが、発信しているSNSの言葉がとても深いと話題になっているそうです。



幸せとは?

みぞやんさんの言葉が話題になったきっかけは、

日本テレビ系番組『世界の果てまでイッテQ!』の過酷なミッションで発した言葉でした。

インドの奥地にある虹の滝下で、一曲歌うことになったみぞやんさん。

超満員のバスに乗り、寝台車が来ないなどのトラブルを乗り越え、11日間かけて目的地に到着します。


しかし、待っていたのは6,000段の階段。

カメラマンは動けなくなりガイドの男性も逃げ出す中、みやぞんさんは次のように呟きました。

「幸せだな。もっと上がりたいな。まだまだ登れる幸せ。自分の機嫌は自分で取って、人に取ってもらおうとしない!ツイてるぞ!幸せだな!」

上に立つ

辛い状況にも関わらず笑顔で呟くみやぞんさんに、多くの人が心を奪われました。

人間関係に悩んでいる方がみやぞんさんに悩みを打ち明けると、次のような返事が返って来たそうです。

「その人に幸せになって欲しいと上に立つ」

眠れないほどのつらさを逆転して、相手の幸福を願う女神のように上に立つ発想は素晴らしいですね。


投稿者さんも、「目の前が一気に晴れた感覚がした」とのこと。

ポジティブ思考のみやぞんさんは、どうして人を勇気づけることができるのでしょう。

それは、彼の苦労した過去にありました。

未来は明るい

「貧乏だから頑張ろうと思えたし、すべてプラスに、勉強ができないから『いろんな経験がしたい』と思ったし、そのマイナス要素が逆に僕をやる気にさせてくれた」

ある番組でこのように語っています。

憧れのジャッキー・チェンのロケ地跡に訪れたみやぞんさんは、最後に深い言葉を残しました。

「今日より幸せ。明日もっと幸せ。すごい遠い未来も、5秒先も未来だから。いま楽しくしていたらすぐ5秒が来て、未来は明るいっていう風に。『いま楽しく』をいかにずっと出来るか」

辛い人生経験を経て、明るい笑顔でみんなを楽しませてくれるみやぞんさん。

これからの活躍が楽しみですね。

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