事務用品を販売するアメリカの会社「Viking」では、
付箋を使ってオフィスの壁をスター・ウォーズ一色に染めるというプロジェクトを実行していました。
今回ご紹介するのは、それと似たようなことを行なったことで起きた熱いバトルの模様です。
アメリカ・ニューヨーク州のロウアー・マンハッタンのオフィスビルで、
付箋を利用したある交流が始まろうとしていました。
1人の従業員の声から・・・
ことの起こりは広告代理店、
「ハリソン・アンド・スター社 (Harrison and Star)」のオフィス街ビルの6階から始まります。
1人の従業員が、「HI(やあ!)」と付箋で窓枠に貼りました。
するとお向かいのビルの窓に「SUP(おっす!:What’s up?の略)」と、
これまた付箋で貼り付けられたメッセージが返ってきました。
この向かい合うビルには、 たくさんのマーケティング会社や広告代理店が入っています。
その中で、各会社の社員たちが持っている「クリエイティブ魂」に火がついたのでしょう。
あれよあれよと、付箋を窓枠に貼り付けだしたのです。
どんどんとエスカレートしていくうちに文字だけは物足らず、付箋で制作した絵まで作ってしまう始末。
オフィス街の窓がとても彩りよくなっていきました。
熱いバトルの果てに…
ニューヨークのオフィス街は、文字が音を奏でる姿に変わりました。
オフィス街が殺伐とした雰囲気ではなくなっています。
ゴーストもいます。
一点を見つめる目もいます。
色も鮮やかになっています。
スパイダーマンは窓枠に居座り、まるで外を監視しているかのようです。
室内から見ると紫外線対策にはいいですね。
しっかりと日が 遮られています。
あの手この手で、
挙句の果てにはクライアント様の広告宣伝や付箋そのものを製造している、
3M社という会社が乗り込んできたりと、大フィーバーとなりました。
そして窓枠の付箋での交流は、
ある企業が「交流は終わり」という意味のマイクドロップの絵を付箋で作ったことで終了となりました。
日本でやったらどうなるでしょうか?
お向かいのオフィスビル同士でやってみてはどうでしょうか?
ただし、上司に怒られない程度にしておきましょう。