わんちゃん

韓国で食べられる運命だった55匹の犬が保護され、アメリカで新たな人生へ…!

55匹の食用犬

 国や地域によって食文化は様々です。場所によっては動物性を一切食べなかったり、もしくは虫を食べたりしている地域もありますよね。

 中には、私たちにとって身近な生き物を平気で食べてしまう国もあります。今回ご紹介するのは、アメリカの動物愛護団体通称「HIS」という団体。この団体は犬肉産業撲滅を目指し、日々奮闘しています。

 そしてこの団体は、韓国で飼育されていた55匹の犬を救出しました。なんとこの55匹、食用の為に飼われていたのです。HISの代表を務める方は、インタビューに対し、こう話しました。

 「55匹のワンちゃんたちは陽の光さえも当たらない小さく狭いケージの中で暮らしながら、食用になるその日まで待っていました。」陽の光も届かない狭い環境。考えただけでつらいですね・・・。



新たな人生

 保護された犬たちは韓国からHISのあるアメリカへと移送され、異常などがないかの適切な診察を受けたそうです。また、保護された55匹の犬はそれぞれ犬種も年齢も異なっていたようですが、ほとんどの犬がまだ幼い子犬だったそうです。

 このHISの活動に対し、「他国の食文化に口を出すな!」という声もあるかと思います。しかし、まだ小さな子犬たちが劣悪な環境で怯えながら日々を過ごし、最期は屠殺され一生を終えるのはなんとも耐えがたい事実です。

また、保護された犬の中には人に慣れた犬もいれば、しばらく怯えたままケージの隅で震える犬もいたそうです。身体が汚れたままだった犬もおり、いかに酷い環境で拘束されていたのか想像に難くないですね。

 現在保護されていた犬はニューヨーク州やメリーランド州、ペンシルバニア州にある動物保護団体で生活し、新しい家族と出会えるのを待っているようです。55匹すべての犬が素敵な家族に出会い、幸せな日々を送れることを願わずにはいられません。

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