立ち去ろうとしない老ホームレス
閉店時間になっても去ろうとしない老ホームレスがいました。
店員さんも困り果て、通報することにしました。
すぐに駆け付けてきた若い巡査。
彼はその老ホームレスを見るなり、訳も聞かず行動しました。
アメリカのテキサス州エル・パソのとある店。
そこに1人の老ホームレスがいましたが、
閉店時間を過ぎても立ち去ろうとしませんでした。
困ってしまった店員さん。
たとえ営業時間内だったとしても、
ホームレスが店内にいることは迷惑なことでもあります。
やはり店員さんは警察に通報しました。
そこに駆けつけてきたのが、ホセ・フローレンス巡査でした。
巡査は、彼を一目見て心を痛めました。
老ホームレスが、裸足で凍えていたからです。
それを見た巡査は職務質問をしませんでした。
それよりもまず、しなければならないことがあったからです。
すぐに行動を開始しました。
職務よりも大切なこと
フローレンス巡査は、老ホームレスのために長靴と靴下、
そして手袋を買ってあげました。
そうしてようやく、なぜここにいたのか訊ねます。
「暖かくて乾いた場所をさがしてた・・・」
この一言で、彼が日々どのような場所で過ごしているのかがわかります。
その時のフローレンス巡査と老ホームレスの様子をとらえた、
1枚のショットが世界で話題になっています。
![homelesu](http://lenon.tokyo/wp-content/uploads/2016/06/homelesu.jpg)
この画像は公開されるや、
エピソードと一緒にあっという間に拡散しました。
世界中の人々がフローレンス巡査の心温まる行動に感動し、
称賛したのです。
人を思いやる心とは、本当は誰もが持っているものだと思います。
でも、なかなか行動にうつすことができないものでもあります。
フローレンス巡査の行動力、まさに市民のヒーローですよね。
世界中が感動したこのエピソード。
彼のような行動を、
みんなが少しでも心がけることができれば、
世界は一つになれるのかもしれません。