アメリカのケンタッキー州ルイスビルに住むエイジャ・フォードさんは、
3人のお子さんのお母さんです。
そんな彼女は3年前まで、体重がなんと240キロもあったそうです。
彼女は懸命な努力でなんと実に144キロの減量に成功し、体重は96キロにまでなりました。
そんなエイジャさんに、減量後に起こったとある出来事が話題になっています!
マラソン大会にて事情聴取
240キロから96キロの身体へ大変身を遂げたエイジャさん。
減量後、エイジャさんは新たなチャレンジに挑もうと決意しました。
そのチェレンジとは、「長距離を走ること」でした。
エイジャさんが暮らしている街では毎年、
「Rodes City Run」という10キロマラソンの大会が開催されており、
エイジャさんはこれに出場することを決意したのです。
確かにエイジャさんは240キロあった体重を、努力して96キロまで減らしました。
とはいえ96キロという体重は、
平均的な女性の体重と比べてまだまだ重いことに変わりはありませんでした。
エイジャさんはレース途中で苦しくなり、とうとう前に進めなくなってしまいました。
そんなエイジャさんに駆け寄ったのは、
その日たまたま大会の警備に当たっていたオーブレィ・グレゴリー巡査でした。
「大丈夫か?」と、グレゴリー巡査は彼女尋ねます。
そんなグレゴリー巡査に対して、エイジャさんは答える代わりに彼の腕を掴んだのです。
するとグレゴリー巡査は、
「そっか、じゃあ一緒に行こう!」と言ってエイジャさんの手をとると、
一緒にゴールまで付き添ったのです。
感動のゴール
右手をエイジャさんの息子さんに、そして左手をグレゴリー巡査に支えてもらいながら、
何度も諦めかけながらもエイジャさんは見事に完走することに成功しました。
グレゴリー巡査は、
「ゴールした彼女を見た時、感動した。この素晴らしい瞬間に参加できたことを嬉しく思うよ」
と語っています。
新たなチャレンジとして挑んだマラソンで挫折しかけながら、無事にゴールしたエイジャさん。
そのゴールに、グレゴリー巡査の支えが大きかったことは言うまでもありません。
このグレゴリー巡査にエイジャさんは、
「ありがとう。ギブアップしそうなわたしを応援し続けてくれたあなたは、まるで天使だった!」
と感謝の気持ちを噛みしめながら語っています。
その後、エイジャさんはさらに努力を重ねてスリムになり、再び「Rodes City Run」に参加しました。
そして今度は一度も立ち止まらずに、そして誰の助けも借りずに10キロを完走したのです!
挫折しながら、良き助けに恵まれながら、チャレンジを続けるエイジャさん。
我々もそのチャレンジ精神とたゆまぬ努力は見習いたいですね。