一晩だけ保護
ロサンゼルスに住むシャラさんは、親子が心配そうに何かを見ているものが気になりました。見てみるとそこには、小さな子猫が1匹寂しそうにいました。
親子の話によると、子猫は兄弟とはぐれてしまったのではないかとのこと。
シャラさんは親子と一緒に、子猫の兄弟を探しましたがどこにも見当たりません。
しかしながら、子猫を交通量の多い場所に置いていくわけにもいかないと思い、シャラさんは一晩だけ保護することにしました。
一晩だけという期限にはシャラさんなりの事情がありました。実はシャラさんの自宅、もうすでにピットブルのロキシーを含む3匹の動物がいました。
もうこれ以上は飼えないと思ったので、一晩だけ保護して次の日には手放そうと思ったのです。
翌朝になりシャラさんは後ろ髪を引かれる思いでしたが、最後の挨拶にと子猫をピットブルのロキシーに会わせてみました。
ロキシーと子猫
するとどうでしょう。ロキシーは子猫の体を舐め始めたのです。
ロキシーはまるでシャラさんに、「私がこの子の面倒をみるから大丈夫よ」と言っているようでした。
シャラさんはこの様子をみて気持ちが変わりました。
今では優しいピットブルのロキシー、そして他2匹の猫とポメラニアンも
子猫を受け入れてくれてみんな仲良く暮らしているようです。