小脳不全の子猫と犬
今回ご紹介する動画に登場する子猫の名前は、ラルフィーといいます。この子は小脳不全という脳障がいを持って生まれてきました。
小脳に異変が起こると、フラフラ歩いてすぐによろけてしまったり、歩幅が合わずにバラバラに歩いたりと普通には歩けなくなります。このラルフィーちも、歩くときに頭をブンブン回したりフラフラしながら歩きます。
ラルフィーは大きな犬の前でも、同じようにフラフラヨタヨタ歩いて行きます。赤い首輪が素敵な犬のマックスは、ラルフィーとは初対面でしたがどうも普通の子猫ではないと気がつきました。
犬のマックスは、フラフラと近づいてくるラルフィーちゃんにどう接するのでしょうか?気になる方は次のページをご覧ください。
思いやる心
マックスは優しいワンちゃんでした。フラフラと近づいてくるラルフィーを、まるで親のような目で見守っています。
追いかけっこをするときも、マックスは手加減しているようですね。どんな時でも、ラルフィーに気遣ってあげているのがわかります。
マックスは障害に対する差別の気持ちなどありません。ただ、相手を気遣ってあげているだけです。相手に対する思いやりがそうさせるのでしょう。
私たち人間もマックス君のように、相手を思いやる心を持ちたいものです。このマックスの姿に、学ぶべきものがあるような気がしてなりません。