神奈川県秦野市に、昼夜共に人気があるスポットがあります。
それは、「ヤビツ峠」というところです。
昼には東京に程近いこともあって、
ヒルクライムのメッカと言われています。
夜になると「峠族」の溜まり場になったり、
峠族の見物人や夜景を見に来る人たちが集まりますが、
その方々がどうやらゴミをポイ捨てしていくようなのです。
しかし、ヒルクライマーが来る頃には綺麗になっているのです。
ヤビツ峠の秘密!
日中の健全な様子が一変し、
夜は「峠族」や夜景を見に来る人によってゴミがポイ捨てされていくヤビツ峠。
しかし、そんなゴミも翌朝には無くなって、ヤビツ峠は綺麗になっているのです。
とはいえ、勝手にゴミが消えるわけではありません。
ある方のおかげでした。
ヤビツが毎晩ゴミだらけなのになんでゴミが増えないか知ってる?毎朝おじいちゃんが全部拾ってるんだぜ。それも朝6時前から奥の車2台で来て。夜景や走り屋みて騒ぐのはいいけど自分で出したゴミくらい持ち帰ったら?下ればすぐコンビニあるんだし。 pic.twitter.com/RR5wkw6tUv
— おがっち (@oga519_official) 2016年7月7日
そうなんですか?
毎朝のように来てたまに話しかけてくれる優しいおじいさんです。— おがっち (@oga519_official) 2016年7月8日
実は若者がポイ捨てしていったゴミを片づけているのは、
早朝6時からゴミを拾いに来るおじいさんのおかげだったのです。
Twitterユーザーのおがっちさん曰く、
大抵峠の下にあるコンビニで購入されたものが捨てられていると予想され、
「コンビニで買ったものから出たゴミなら、コンビニのゴミ箱に捨てて。そうでないゴミなら持ち帰って」
とコメントを残しています。
夜間にヤビツ峠を利用した人たちは、
きっと当たり前だと思って利用しているのでしょう。
せめてゴミだけでも!
暴走行為は、周囲の人にしてみると迷惑でしかありません。
だからヤビツ峠に来ているのだ、という主張も理解できます。
車の音を響かせてドリフトしたい年頃なのでしょうし、
綺麗な夜景をわいわい見るのもきっと楽しいに違いないです。
ならばせめて、
ヤビツ峠に感謝しながら自分達のゴミ処理は適切に行なって欲しいものですね。
そうすれば峠族のことを見直してくれたり、
少しは理解してくれる人たちも増えるかもしれません。
おじいさんの存在を知る人は少なく、
人知れず掃除をしてくれているのだと思うと感謝の言葉しかありません。
私たちも、ゴミ箱がない場所では持ち帰るよう心がけが必要ですね。
ヤビツ峠でゴミをポイ捨てする人たちも、
自分自身の行いを見つめ直して欲しいものです。