まるで神の使い・・・
皆さんはクジャクというと、
青や緑の色とりどりな羽を思い浮かべるのではないでしょうか?
ところが「白孔雀」という、全身が純白の羽で覆われたクジャクがいます。
古来より日本でも邪気を払ってくれる縁起の良い生き物とされ、
屏風や着物などの絵柄として描かれてきたそうです。
まずはこの世のものと思えない、その美しい姿をご覧ください。
2羽の白クジャクが戯れています。
念のために言っておきますが、これはCGではありません。
とても神々しいですね。
「神様からの使い」というのもうなずけますね。
派手なインドクジャクよりも、むしろゴージャスです。
羽をひろげて、舞を披露していますね。
まるで天女のようです…。
ひときわ白い羽が際立っています。
別格の美しさですね。
それにしてもこの白孔雀、何か突然変異によるものなのでしょうか?
白色固体
これはアルビノではなく、白色個体とよばれるものです。
目映いまでの華麗なお姿…。
豪華な扇子のようにも見えます。
アルビノのようにメラニン色素が欠損しているのではなく、
色素を生成する能力は持っています。
白孔雀は突然変異により色素が減少して、
皮膚や体毛が白色化したそうです(白変種といいます)。
飾り羽が見事です。
まるでバージンロードを歩く花嫁さんのようです。
みるからに運気が上がりそうですね。
待ち受け画面にしたいものです!
こちらのたたずまいはとても神秘的ですね。
飾り羽がどれだけ長いのでしょうか…?
頭の飾りがまるで「ティアラ」のようです。
王妃の風格だけど・・・
気品ある姿。
クイーンの貫禄ですね。
凜とした横顔。
まるで王妃のようです…。
といっても実は、飾り羽をもつのはオスだけなんです。
まるで撮られているのを分かって、ポーズをとっているようですね。
美しさがたまりません。
白孔雀は自然界では目立ちすぎてしまうために狩猟の標的にされやすく、
大人になる前に亡くなってしまうことがほとんどだそうです。
悲しいですね…。
日本では東武動物公園、神戸市立王子動物園、
横浜市立野毛山動物園等に行けば会うことができます。
皆さんも「神の使い」に会いに行って見ませんか。