2016年7月31日、膵臓ガンによりこの世を去った九重親方。
九重親方は当時最多31回の優勝を記録する経歴の持ち主で、
角界初となる「国民栄誉賞」を受賞しました。
現役引退後は九重部屋を受け継ぎ、
親方として若手力士の育成に力を注ぎました。
そんな矢先の、突然の訃報でした。
そして九重親方の愛娘である、
モデルの秋元梢さんが父への思いをTwitter上で語りました。
家族を大切にする父
九重親方は家族を大切にしていました。
家族間もとても仲良く、誕生日会などを開いているほどでした。
今日はパパの誕生日👨🏻❤️🎂
5月生まれのごーめんと、合同のお祝いディナーにて😋🍴
パパもごーめんもおめでとうっ😘✨ pic.twitter.com/U6hJoqIg6o— 秋元梢 (@Akimoto_Kozue) 2016年6月1日
ブログ上でもお父さんと一緒に相撲観戦をしたこと、
父監修のお店にモデル仲間を連れていったことなどが書かれ、
親子の仲をとても感じられます。
お相撲はもちろん、、、
九重部屋の力士を応援したよ!!!ふふん
久しぶりに、
生でみたお相撲は、
臨場感もたっぷりで、
とーっても楽しかったでっす!!!
親方がお父さんでよかった
こんなツイートもありました。
「父の娘に生まれて幸せ」
そんな言葉からも、
彼女が愛情たっぷりに育ったのだと感じることができます。
今日、7月31日17時11分に、父が膵癌で亡くなりました。
最期は苦しむ事なく、家族全員に看取られて、息を引き取りました。
今まで父を応援してくれた皆様に感謝申し上げます。
父の娘に生まれて、幸せです。
秋元梢
— 秋元梢 (@Akimoto_Kozue) 2016年7月31日
親方は、彼女が幼いころに現役を引退しています。
そのため、力士として活躍していたところを直接見たことがなかったのですが、
昨年の九重親方還暦の土俵入りを見て、
父の偉大さに改めて気づかされたそうです。
大好きなお父さんとの思い出はこれからも消えることなく、
彼女の胸に生き続けることでしょう。
九重親方の意志を受け継いで
力士が不安にならないように頑張らせていただく
「九重部屋の名前を残してほしい」という遺族側の強い思いを受け、
佐ノ山親方はこの世を去った九重親方の意志をしっかり受け継ぐ決意をしました。
親方の死には、沢山の惜しむ声もが寄せられました。
元横綱朝青龍関も、コメントを寄せています。
メッチャクチャかっこよくて好きだったのに、、、
61歳で亡くなるのは早過ぎるよ。#千代の富士#九重親方 pic.twitter.com/rslUTL1pvp— 原田遼太郎 (@DmekPl) 2016年8月1日
悲しい悲しいな涙が止まらない…憧れの力士、角界の神様、横綱たちの横綱よ〜〜悲しいな
— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) 2016年7月31日
親方よ 夏にモンゴルに来てイトウ釣る約束は?悲しいな涙
— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) 2016年7月31日
日本の角界のヒーローだったウルフこと九重親方。
沢山の人に愛された彼は、今静かに眠っています。
せめてもの願いは、彼が心をこめて作り上げた九重部屋が、
これからも九重親方の意志を受け継いで繁栄していくことです。
心からご冥福をお祈りいたします。