保健所に収容された犬
皆さんは保健所に収容された犬が、どれだけいるか知っていますか?日本だけでも年間何万頭もの犬が様々な理由で収容され、2016年には5万6000匹の犬達が飼い主が見つからず殺処分となっているのです。
中には「恋人と別れたから」「面倒になったから」という無責任な理由で、保健所に連れて来られる犬も多いのです。そんな犬たちは保健所に連れて来られて、どう過ごしているか知っていますか?
狭いゲージの中に閉じ込められ、飼い主が見つかるまでか見つからなければ殺処分の日まで、毎日退屈な日を過ごすのです。もちろん大勢の犬がいるので、散歩なんてできないのが普通です。しかし、アメリカのとあるスクールで考えられた取り組みが話題になったのです。
部活の朝練に参加
アメリカのスクールで考えられた取り組みとは、毎日退屈な日々を過ごす保護犬たちに朝練に参加してもらうこと。朝練で毎日走る学生と一緒に、保護犬を散歩も兼ねて一緒に走ってもらうのです。
毎日退屈で運動もろくにできなかった保護犬たち。しかし毎朝学生たちが来るたびに尻尾を振り、大喜びしてくれるそうです。
そして、少しでも保護犬を引き取ってくれる飼い主さんを見つけられるようにと、朝練の光景を動画も撮影したのが今回ご紹介する動画なのです。この動画を見て、少しでも多くの命が救えると良いですね。