アメリカで暮らしているララ・シスルスウェイトさんは、
2014年の母の日の数日前に双子の女の子を出産しました。
生まれた瞬間に分娩室は静まり返り、
次の瞬間「わ~、手をつないでいる!」と看護師さんの声。
2人はなんと、手をつないだ状態で生まれてきたのです。
その姿には、分娩室の誰もが涙していたそうです。
そしてジェナちゃん、ジリアンちゃんと名づけられました。
実はこの出産、
医師からはお腹にいる赤ちゃんに対する命の危険が告げられていました。
50%の生存率
ララさんは妊娠19週目の時、
医師から2人の赤ちゃんが生存率50%と告げられました。
それは双子がひとつの羊膜を共有していて、
成長と共に臍帯がもつれてしまい、
2人とも血液供給が止まる恐れがあるというものでした。
それを聞いたときは夫婦共大変ショックを受け嘆きましたが、
気持ちを前向きに切り替えたそうです。
出産予定日まであと2ヶ月という時に、大事をとって入院。
そして妊娠33週目で、帝王切開により双子の女の子が生まれました。
2人とも元気に、しかも手をつないで生まれてきたのです。
分娩室にいた誰もが深い感動に包まれました。
手をつなぎながら生まれてきた双子ちゃんは、
当時大きな話題にもなりました。
2歳になって・・・
2歳になった現在もしっかり手をつないでいます。
ふたりとも水泳が大好き。
おそろいのお洋服でおしゃれ。
いつも一緒です。
二人は好きな食べ物、おもちゃの好みも一緒です。
お次は、
「ジリアンに私のパジャマをとられた~」と大泣きのジェニー。
お母さんは何でも同じものを2つずつ揃えるそうですが、
なんと1つをめぐって取り合いになるそうです。
確かに同じパジャマですよね(笑)。
お母さんは、
「二人は生まれながらに親友がいて、とてもラッキー」と言います。
特別な絆で結ばれたジェナちゃんとジリアンちゃん。
二人のこれからの成長がとても楽しみですね!