ボイコット寸前だったナイジェリア代表
リオ五輪のサッカーで、日本の初戦の相手だったナイジェリア。
資金不足のために現地到着が試合開始直前になりましたが、
ほとんど影響はなくて日本は惜敗。
次のスウェーデンにも勝利し、連勝したナイジェリアのイレブンですが、
リオ入りしてからは1日あたりの報酬を、
150ドル程度しかもらっていなかったそうです。
【手当に不満】サッカー ナイジェリア五輪代表、準々決勝をボイコットへhttps://t.co/Mrys2tF6RM
手当は一人あたり1日およそ1万5千円だという。解決の見込みがなければデンマーク戦はスキップされる可能性がある。 pic.twitter.com/oFYjRJQnWw
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2016年8月12日
試合ごとのボーナスもなしで待遇に不満を持った選手たちが、
練習やキャンプでの手当ての支払いをしないのなら練習はしないと宣言をしました。
もっと深刻なことは、準々決勝のデンマーク戦も出場しない、
つまりボイコットをすると表明して大きな問題になっています。
そこに、救世主があらわれたのです。
その人はなんと日本人で…。
あの院長が登場!
ナイジェリアのこの問題に高須クリニックの高須克弥院長は、
心を痛めていました。
ニュースを知った高須院長は、すぐにツイートを投稿しました。
本当に気の毒だ。僕がサポーターとして全部金銭的な面倒みるから頑張ってほしい。メダルとったらさらにボーナスだす。僕の申し出は受けとれないシステムなんだろうか?誰か彼らと連絡取れる人はいないか?僕はナイジェリアの不屈の精神が大好きなん https://t.co/SUhH9oIDkX
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月12日
金銭の援助を申し出るためになんとかならないかとのことでした。
高須院長にすぐさま仲介をしてくれる人があらわれ、
あれよあれよという間に話が進んでいきます。
Facebookでメッセージ送りました。加藤さんの連絡まちなう https://t.co/N3gJRTtNtS
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月13日
具体的な金銭のやりとりもはじまったようです。
メダルを取ったらボーナスまで。
どこまで太っ腹なのでしょうか?
ナイジェリアのサッカーチームがメダル取ったら褒美はいくら?って問い合わせが来たので「全員にもれなく、金メダル300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円を各自に手渡す」と伝えたぞなう。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月13日
さすが高須クリニック!
20万ドルを振り込むことが決定したそうです。
純粋な気持ち
高須院長とナイジェリアの間で奔走した、
加藤さんも感慨深いようです。
疑うこともしない高須院長の心意気はやはり素晴らしいです。
ナイジェリアの選手たちに僕の思いが伝わった🎵全て解決🙌ナイジェリアサッカー協会口座に月曜日にかっちゃん基金から20万ドル振り込むことに決定。まもなく記者会見があるはず🙌なう
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月13日
ボイコット回避できてよかった〜
ナイジェリアサッカー協会副会長も本当に喜んでた。
そして、高須さん@katsuyatakasu 。
一切僕のことを疑わなかった。私も副会長も面識がなく、月曜に口座に振り込む、と。詐欺でもおかしくない流れなのに。
本当に器の大きい方です。— 加藤あき メッシ超えバルサ超え (@Forward_kato) 2016年8月13日
今回だけ支援をしても意味がないなど、
さまざまな意見があったそうです。
確かに、これですべてが解決をしたわけではありません。
それでも、
誰も何もしない方が良かったなどとは言わないはずです。
高須先生の思いは届いたようです。
ナイジェリアの資金難、高須院長の援助で解決。ボイコット回避へ【リオ五輪サッカー】 https://t.co/57T8tqQZqd
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月13日
デンマークを撃破し4強入りしました。メダルに王手です。🙌 https://t.co/ap190si9nE
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月13日
ナイジェリア代表は準々決勝に、
無事出場することができました。
そしてデンマークを倒し、勝利したのです。
高須院長の思いはナイジェリアだけではなく、
多くの人の心に残る出来事になったのではないでしょうか?