勇気をくれたあの人へ
朝いつものように目が覚めて、
起きようとしたら体が動かない…。
もしそうなったら、ものすごく怖いですよね。
考えるだけで怖いです。
直面する事実に抱く絶望感は、想像を絶するでしょう。
今回はそんな悲劇に見合わされた少女を励まし続けた看護師へ、
少女が送ったサプライズのお話をご紹介いたします。
車いすに座る少女の名前はベイリーちゃん。
半身麻痺という絶望感を味わった1人です。
克服するため、懸命にリハビリを頑張っていました。
その闘病生活は、私たちの想像を絶するものだったでしょう。
そんな彼女はある日、車いすに乗って病院に向かいます。
向かったのは診察室でもリハビリ室でもなく、
あの人のもとでした。
長い闘病生活の最中、
勇気をくれた看護士さんにお礼を言うために訪れたのです。
お礼を言いたい理由
原因不明の病に侵され、
体が思うように動かなくなったベイリーちゃんは、
発症から10日間以上動くことが全くできませんでした。
しかしそんな彼女の病床に1人の看護師さんが訪れ、
ショックを受けるベイリーちゃんを励まし、応援したそうです。
その看護師さんは彼女のことを気遣い、
つらい治療や闘病に必要な勇気を与えてくれたのです。
おかげでベイリーちゃんは前を向くことができ、
闘病生活とリハビリを頑張ることができたのです。
そんな看護師さんに、お礼を言いたいと強く思ったベイリーちゃん。
車いすで真っ先にその看護師さんの元へ向かいます。
1人の看護士と1人の患者という関係。
看護師が患者の病状を気遣い、
励ましたり勇気を与えることは仕事と言えばそれでおしまいです。
しかし、その当たり前とも考えられる仕事が、
きちんと行われていないこともまた事実であり問題でもあります。
看護師さんへ感謝の気持ちを抱くベイリーちゃん。
奇跡と共に「ありがとう」
会っただけでも嬉しそうな看護師さん。
しかし、なんとベイリーちゃんは車いすから立ち上がったのです。
麻痺が治り、自分の力で立ち上がれるようになったのです。
これを見た看護師さんは、
悲鳴にも似た歓喜の声を上げます。
この様子から、2人の絆の強さがわかりますね。
看護師さんにとっても思ってもみなかったことですし、
看護師冥利に尽きますね。
ベイリーちゃんもこんなに喜んでくれて、
さぞかし嬉しかったことでしょう。
大人への治療と違い、
子供への治療は本人が落ち込まないような精神ケアも必要になるので、
非常に難しいと言われています。
そんな彼女の闘病生活に希望の光を与えることは、
生半可なことではありません。
それを成し遂げた看護師さんの努力と執念には、
目を見張るものがあります。
日本だけでなく世界中の病院で、
こんな2人のような絆を生み出すことができれば、
もっともっと病気に打ち勝ち幸せな生活を送る患者さんが増えることでしょう。