皆さんは星野源さんをご存じですか?
俳優やシンガーソングライター、
執筆活動など幅広い活躍を見せていますね。
その独自の世界観で多くのファンを魅了しています。
そんな星野さんですがラジオでは下ネタトークを披露するなど、
その草食系な容姿とのギャップもうけ またまた人気に拍車をかけています。
そんなとっても明るい印象の星野さんですが、
実は想像もできないとってもつらい過去があったのです。
パニック障害
学生時代、星野さんは「パニック障害」に悩んでいました。
小学生のころ、
学校でお漏らしをしてしまったことがきっかけでいじめられるようになってしまい、
小学校から高校時代までの長期に渡って苦しみました。
そんな彼を救ったのは、昭和の名曲である『だまって俺について来い』でした。
思い詰めていた学生時代にこの歌のフレーズ
「そのうちなんとかなるだろう」が心に響き、
見事立ち直ることができたそうです。
この経験から歌に対する思いが強くなり、
芸能活動も精力的に活動しはじめました。
しかし安心したのも矢先、彼を病魔が襲うのです。
彼は「くも膜下出血」で倒れたのです。
ニュースでも報道がありましたよね。
2012年に発症し、2013年には一時復帰しましたが、
再び入院して芸能活動を休止しました。
「今すぐにでもベッドの頭上にある窓から飛び降りたい。早く死んでしまいたい。」
そんな心境を語っていました。
それを乗り越えて芸能界にもう一度復帰できたのは、
熱い友情があったからです。
その相手は、
10年ほど前から共演をきっかけに交流があったバナナマンの日村さんです。
つらい闘病生活を懸命に支えてくれた友人に、
星野さんはあるプレゼントを送ったのです。
感謝の詰まったバースデイプレゼント
日村さんの41才のバースデイに、星野さんはこんな曲を送っています。
どうかしてるぜ
退院して初めて開いた携帯
留守電には日村の声が
「心配です、返信は無用です」復帰した日に初めて開いた携帯
本文には日村の文字が
「復帰おめでとう、またご飯でも行こう」
日村、なぜ俺を泣かすのか
お前は芸人じゃなかったのか
日村、なぜ笑わせないのか
そんなお前はどうかしてるぜ
どうかしてるぜ
ありがとう日村
その内容にただただ感動しました。
「日村、なぜおれを泣かすのかお前は芸人じゃなかったのか」
心のままに歌ったのでしょうね。
つらい闘病生活に一番大切なのは、
「生きる」という気持ちなのでしょう。
そして、
その「生きる」という気持ちの原動力は「愛」なのでしょう。
こんな友情を育みたいものです。