お子さんがいる方は分かると思いますが、
子どもが赤ちゃんの頃には必ずベビーカーのお世話になりましたよね。
あれほど重宝していた乗り物は、
2〜3歳頃になると三輪車や補助付き自転車になってしまいます。
不要になってしまったベビーカーは誰かに譲るか、
リサイクルショップに売ってしまう方がほとんどだと思います。
しかし、4歳の娘さんのママであるイラストレーターの志乃さんは、
処分しないでおいたベビーカーで娘さんの4年越しの、
小さな胸に秘めていた真実を知ることになりました。
4歳の娘さんが、ベビーカーに乗りたがったのです。
それはなぜなのでしょうか?
ベビーカーに乗りたい4歳の娘
ある日、志乃さんは娘さんにお願いをされました。
「あのねママ、ひさしぶりにベビーカーのりたい!」
この言葉を聞いて、
娘さんがベビーカーに乗せようとすると、
大暴れする事を思い出しました。
「どうして乗りたいの?」
そして、
娘さんが4年間胸に秘めていた思いを知ることになるのです。
#今日の4歳娘
「あのねママ、ひさしぶりにベビーカーのりたい!」
「…なんでまた?」
「あのね、ちいさいときにね、とってもたのしくて、でもしゃべれないから、たのしー!って、手とあしでバタバタしてたの!」あの乗せる時の大暴れ、そうだったのか…
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月10日
何もわかっていないと思っていた赤ちゃんは、
胸にちゃんと思いを抱いたまま成長していたのです。
娘さんが大暴れしたのは、
言葉にできない思いを身体で表現していただけだったのです。
この言葉で、
志乃さんは大変だった子育て期間が報われた気がしました。
当時の動画 pic.twitter.com/ltKlxdQi0X
— 望月志乃🌞ADHDだヨ!全員遅刻 (@shinoegg) 2016年9月11日
この動画を見て娘さんは、
「とってもたのしくて、手とあしでバタバタしてたの!」
と4歳になり、当時の気持ちを言葉で伝えてくれたそうです。
この頃の志乃さんは、
「わかっているのかなー?」「なんで泣いてるの?」
「なにが悲しいの?」と思っていました。
娘さんの真実
志乃さんは娘さんが赤ちゃんだった頃、
自分の気持ちは通じていないと考えていました。
一生懸命育てていても、
お世話をしていても報われない気持ちだったそうです。
子育て経験のある方々は、頷いているのではないでしょうか?
志乃さんの気持ちがよく分かりますよね。
みんな我が子を可愛いと思いながら、
意思の通じない我が子とのやりとりに、
空しさも感じていたでしょう。
伝えたいけど伝えきれなかった気持ちが、数年かけてやっと伝った
ずっと分からなかった相手の気持ちが、やっと理解できたというのが読み取れてカタルシスで目が潤みます
— 花炎 (@_doubleberry) 2016年9月11日
かわいい!涙が出そうなくらい、懐かしい。ムスメも、自分自身のことも・・・
— かげろう (@kagerou2011) 2016年9月10日
志乃さんの娘さんは疲れたママの気持ちをずっと分っていて、
自分が話せるようになったら、
伝えようと思っていたのではないでしょうか。
ベビーカーに乗せてくれる時のママの困った顔、
そうじゃないと伝えようとすればするほどママが困っている。
娘さんもスッキリしたのではでしょうか?
2人のエピソードは、
赤ちゃんをお世話しているママたちに元気を与えてくれました。
赤ちゃんはちゃんと、
ママの頑張りを見ているのですね。
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