薔薇の花言葉は、その色によって意味合いが違ってきます。
赤い薔薇は「愛情」「美」「情熱」、
白い薔薇は「純潔」「深い尊敬」、
ピンクの薔薇は「しとやか」「上品」など。
薔薇全体に共通している花言葉は「愛」となっています。
これはよくドラマや小説などで使われているので、
ご存知の方も多いと思います。
トルコの一部地域のみに咲く黒い薔薇
しかし黒い薔薇は花言葉どころか、
その存在もご存知ないのではないでしょうか?
まさか黒い薔薇なんて、と思われる方もいるでしょう。
しかし、実際にあるのです。
トルコの一部に、その花は生息しています。
世にも珍しいその黒い薔薇の花言葉は、
「決して滅びることのない愛」。
ドキッとする花言葉と見た目の異様さに、話題が沸騰しています。
本当に真っ黒ですね。
なんだかサスペンス映画の一コマのようです。
想像していたよりも真っ黒ですね。
世界の中でも、
トルコのハルフェテイ南東部にしか生息していないということが、
よりその姿に神秘さを感じさせます。
思わず惹きつけられるような不思議な魅力がありますね。
「決して滅びることのない愛」
という花言葉に似合う堂々とした黒薔薇です。
こんなに黒くない?
黒い薔薇が注目を集めている中、
この画像について疑問符を投げかけるコメントも投稿されました。
それによると、
実際にはこれほど黒くないということです。
ネットに出回っている画像は、
加工されているのだという投稿が数多く見受けられました。
実際の黒い薔薇は漆黒ではなく、よくみるとワインレッドのようですね。
黒っぽくはありますが。
赤と黒が混ざりあったような色合いの薔薇。
投稿者が「トワイライト」と表現しています。
日没の黒と沈みゆく太陽の赤。
こうしてみると「漆黒の薔薇」は加工してできた作品だったようですが、
普通の薔薇に比べると黒みがかっているのは間違いなさそうです。
全体に黒みが強く、珍しいことに変わりはないですね。
どこか神秘的な美しさがあります。
近寄り難いような気高さを感じますね。
ちなみに薔薇の花言葉は色だけではなく、本数によっても違います。
バラの一般的な花言葉は「愛と美」ですが、人気の花だけに多くの花言葉を持ちます。花の色だけでなく、花やつぼみの大きさ、本数、葉や刺にまで花言葉がつけられているのが特徴です。
(中略)
赤いバラの花言葉「愛情・情熱・美・あなたを愛します」(中略)
ピンクのバラの花言葉「しとやか・上品・気品・感謝・温かい心」(中略)
オレンジのバラの花言葉「無邪気・絆・健やか・信頼」(中略)
黄色いバラの花言葉「友情・献身・嫉妬・愛情の薄らぎ・恋に飽きた」(中略)
白いバラの花言葉「純潔・清純・心からの尊敬・私はあなたにふさわしい」(中略)
緑のバラの花言葉「穏やか・あなたは希望を持ちえる」(中略)
青いバラの花言葉「夢かなう・神の祝福・奇跡・不可能」
(中略)
1本のバラ「一目ぼれ」
2本のバラ「この世界は二人だけ」
3本のバラ「告白・愛しています」
6本のバラ「あなたに夢中」
7本のバラ「密かな愛」
11本のバラ「最愛」
99本のバラ「永遠の愛・ずっと一緒にいよう」
108本のバラ「結婚してください」
999本のバラ「何度生まれ変わっても貴方を愛します」
999本の薔薇は「何度生まれ変わってもあなたを愛します」。
出典:カラーセラピーランド
熱烈な愛ですね。
歌にある100万本の赤い薔薇はどうなのでしょうね。
黄色い薔薇には「恋に飽きた」など、
良くないイメージがあります。
恋人に薔薇を送るときはその色と本数にご注意。
薔薇といえばやはり赤?
薔薇のイメージはやはり赤が強いようです。
情熱的な赤い薔薇は、
様々なオブジエの象徴的なモチーフとして使われています。
口紅で作った巨大な薔薇の花。
「愛」「美」という花言葉によくマッチしています。
アップにすると迫力がありますね。
口紅の羅列にしか見えない雰囲気もありますが。
何本の口紅を使ったのでしょう。
なんだか女の執念のようなものを感じて恐ろしくなります。
黒い薔薇は実際には真っ黒ではなかったようです。
ワインレッドだったり、黒に赤が混ざっていたり。
黒い薔薇は少々加工され、
ネットの世界を一人歩きしてしまった産物だったのかもしれません。
でも不可能と言われていた青い薔薇を作ることに成功したように、
将来本当に黒い薔薇が生み出される可能性は否定できません。
「決して滅びることのない愛」は、
それまでおあづけということになるのでしょうか。
何年先のことなのか、ぜひ見てみたいですね。
ところで青い薔薇の花言葉は、
「不可能」から「夢叶う」に変更されています。
人間の知恵と努力によって、
「漆黒の薔薇」も夢を叶えて誕生する日がくると良いですね。