今回ご紹介するのは、Twitterユーザーのまーく(@marumark)さんという方が投稿した写真についてです。
5,000近い「いいね」が押されるなど、大変な話題となっています。
以下、まずはその投稿に対するネット上のコメントをご紹介いたします。
@marumark @sakura_no_hana
残念ですが、現在はほとんどJR貨物ポテト専用列車ですね。— itto3 (@itto38) 2015年11月7日
JR?
@marumark @lovelovesarah
宇宙戦艦ポテトくらいにしてほしい。— 北原㍊都良猫 (@zamarra50) 2015年11月7日
宇宙戦艦?
@marumark @choconyachasan 鹿児島のじゃがいもも使われてるんですがそっちの船名はなんなのか急に気になってきました。
— 南の生き物 (@kajimaruoka) 2015年11月7日
どうやらポテトと深いつながりがあります。
以上のコメントを見て、皆さんは何の話をしているのか分かりますか?
実は私たちの日常生活でもよく見かける、とある食べ物に関係しているのです。
カルビーポテトの運搬船
カルビーに所属する運搬船は、
主にポテトの原料である大事なジャガイモを運ぶために使用しています。
その船の名前は「カルビーポテト丸」と言い、
自社の名前をそのまま使っているとのことでした。
とても分かりやすくて良いですね。
余計なひねりは一切なし!
カルビーはポテチを作るのに北海道のジャガイモをつかっているが、北海道からジャガイモを運ぶ際に専用のジャガイモ運搬船を使っている
「カルビーポテト丸」
名前まんますぎやしないか pic.twitter.com/39NFQHUor3— まーく@夢見る社畜 (@marumark) 2015年11月7日
カルビーポテト丸は1980年に設立されたカルビーポテト株式会社が、
海上輸送でもジャガイモの保存に適した温度を、
保てられるよう導入されたものです。
長距離となる海上輸送でも、
安全かつ快適な環境でジャガイモを輸送し、
活躍していたそうです。
ちなみにこの写真に映っている船は、
2代目なのだそうです。
今のカルビーポテト丸は?
初代のカルビーポテト丸は1999年に引退し、
2代目と切り替えた後は海外へ売船されました。
そして2代目は2013年で同じく海外売船して、
現在は初代と共に海外で活躍しているそうです。
ジャガイモの輸送は、
今となってはほとんどJR貨物ポテト専用列車に、
任せられているとのこと。
ちなみに2013年3月付で海外に売船とのこと 「ジャガイモ輸送船”カルビーポテト丸”を2013年3月19日付で海外売船いたしました」 https://t.co/UpwuRuHvBg 現在は初代と共に海外で活躍中 pic.twitter.com/qOD5TAVu58
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2015年11月7日
初代カルビーポテト丸「省エネ航海を狙い船首に帆を備えていました。1999年に2代目と切替えを行いました」 https://t.co/QRJJC7TfEw pic.twitter.com/8aX1ZwGyH5
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2015年11月7日
かつて日本の至る所で、
忙しく働いてくれたカルビーポテト丸は、
船好きの間でもかなりの人気があったそうです。
しかし残念ながら、
今は日本で実物を見ることができません。
時代の流れによって、
知らず知らずのうちに周りの物事は変わっていきます。
かつては自分の国のために頑張ってくれたカルビーポテト丸ですから、
忘れずにいたいですね。