猫ちゃん

オオヤマネコの檻に迷い込んだ猫の様子がすごい😹

ヨーロッパオオヤマネコ

みなさんは一般的に家庭で飼われている猫とは違う、

大きな猫を見たことありますか?

オオヤマネコ属では最大種と言われる、

「ヨーロッパオオヤマネコ」。

体長が80~130センチ、

体重は18~30キロになると言われています。

普段はネズミやうさぎなどの小動物を捕食していますが、

時には自分の身体より大きな鹿などを襲うこともある、

獰猛な動物です。

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縄張り意識のほか警戒心や攻撃性も高いため、

迂闊に近づくことができないとされています。

今回ご紹介するのは、

ロシアのサンクトペテルスブルグにある動物園

「レニングラード」にいるヨーロッパオオヤマネコ

「リンダ(メス)」のイメージを大きく覆す姿です。

先ほども説明した通り、ヨーロッパオオヤマネコは獰猛な動物。

そんなヨーロッパオオヤマネコ、

リンダが過ごしている檻に1匹の猫が侵入しました。

そう、一般的に人間に飼われているあの猫です。

リンダと一匹の侵入者

リンダがまだ小さい子猫の時、

餌を求めてリンダの飼育スペースに、

1匹の野良の子猫が迷い込んできたのです。

縄張り意識が高いと言われているオオヤマネコ。

ところがリンダは威嚇するどころか、

迷い込んだ野良の子猫に自分の餌を分け与えたのだそうです。

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以来その子猫は「ダスジャ」と名付けられ、

2匹はお互いを毛づくろいしてあげたりじゃれあったりと、

とても仲良く過ごしました。

すくすくと成長した2匹。

ところでオオヤマネコと家ネコは、

大きさが大分違ってきます。



動物園の人気者

しかしだんだん体格差が大きくなってきても、

相変わらず2匹は仲良しのままでした。

通常は動物園の飼育ブースに、

ほかの野生動物を一緒に飼う事は禁止されています。

ですが動物園側もこの2匹を見守ろうという事になり、

特例を設けて正式にダスジャを動物園の一員として、

迎え入れたそうです。

リンダとジャスダは動物園の人気者になり、

2匹を目当てに来場する人も増えたのだとか。

近年飼育されているオオヤマネコの、

森林への再導入が試みられ、成功しつつあるようです。

野生のオオヤマネコでは見られない姿を見せてくれる、

リンダとジャスダ。

これからも仲睦まじく過ごしていって欲しいですね!

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