富士山と笠雲
雲にも飛行機雲や入道雲など色々な種類がありますが、
「笠雲」といわれる雲をご存知でしょうか?
低気圧や前線が接近し、
日本列島に暖かい湿った空気が入った時に発生します。
高層雲が厚みを帯びて出来た雲で、
山体に沿って雲のフチがはっきりしてくると、
きれいな笠の形ができます。
静岡に遊びにきてます。
日本平展望台から遥か遠く富士山。
頂上に笠雲がかかっています。
天気悪化のサインですね。
近くで天気が良ければ、一枚目の写真の様に見えていたはず pic.twitter.com/eTD4b07Asb— 春春海 (@haruharumi22) November 22, 2015
台風一過の夕方、富士山に巨大な笠雲が出現しました! pic.twitter.com/9odZX4O2fa
— Taitan (@taitan21) September 9, 2015
本日14:45羽田発米子行きANA385便の機内から撮影した雲海に浮かぶ富士山にかかる見事な笠雲。確か天気が下降線をたどる確かな前兆ですよね(^_^;)雲海のせいできっと地上からは見えないと思うのでお裾分けします(^_^) pic.twitter.com/JQupONP8WK
— 赤沢りょうせい (@ryosei_akazawa) November 20, 2015
山頂付近で止まっているように見える笠雲ですが、
笠雲が発生しているときの富士山上層の風は強いので、
雲は常に新陳代謝を繰り返し、
その場に留まって見えるそうです。
笠雲の発生は頻繁にあるものではありません。
海外での不思議な雲
海外では、
「レンズ雲」という雲の写真が話題です。
レンズ雲は、
「UFO雲」とも呼ばれることがある雲です。
レンズのような形をしていて、
輪郭がはっきりとしているのが特徴で、
地形の影響や上空の風が強いときに現れる雲です。
マケドニアの上空に「レンズ雲」飛行機雲も複数撮影される https://t.co/6V6MOzS8zi pic.twitter.com/JdTIUa9K73
— ✡🐲来光🐲✡ (@AllJapan66) December 5, 2015
雲一つとっても色々な表情を見せてくれる自然。
神秘的な姿ですね。
しかし、スケールの大きな自然の神秘は美しいだけではなく、
脅威もすぐそばで見え隠れしています。
そんなことを実感する写真でしたね。