1歳の運転手
1歳のグレイソン君は、車で近所をドライブしていました。
車種は赤いベンツのオープンカーで、
グレイソン君がとても気に入っている愛車です。
最近の子供は良い車を持っていますね。
機嫌よくドライブしていたグレイソン君ですが、
通りがかったパトカーが彼を呼び止めます。
「車を止めるように」
という合図をグレイソン君に送ってきたのです。
それもそのはず、
グレイソン君は免許を持っていない上に、
シートベルトもしていません。
しかも、車で歩道を走っていました。
これでは警察官に咎められても、
文句が言えない状況です。
違反だらけで絶体絶命のピンチと思いきや、
違反切符に書かれた理由は意外なものでした。
違反の理由
パトカーから降りてきた警察官の手には、
違反切符が握られていました。
すでに見つかっているため、
グレイソン君はもう逃げることすらできません。
グレイソン君のTシャツには、
彼の心情を代弁するかのように、
「君が何をいっているのかさっぱり分からないよ」
というメッセージが書かれています。
しかしそんな言い訳が通るはずもなく、
彼のそばまで来た警察官の手によって違反切符がきられました。
グレイソン君は、
違反切符を受け取ってから解放されます。
違反について心当たりはたくさんありますが、
警察官はどんな理由で違反切符をきったのでしょうか?
なんとその理由は、
「可愛すぎるから」!
彼がやらかしていた無免許運転や歩道走行ではなく、
運転者が可愛すぎるために違反となったのです。
警察官との関係
海外メディア
『Wycd.Radio.com』が今回の出来事を取材した際に、
グレイソン君の母親から聞いた話によると、
違反切符をきったこの警察官は、
グレイソン君の家族の友達だそうです。
言われてみればどの写真でも、
グレイソン君に向ける警察官の表情は、
慈愛に満ちていますね。
ということは写真を撮影したのは、
グレイソン君の親御さんでしょうか?
グレイソン君は1歳にして、
違反切符をもらうことになってしまいました。
しかしその理由が、
可愛すぎるからということであれば、
致し方ないでしょう。
警察官も認める可愛らしさ自体は、
そのままであってほしいものです。
ただグレイソン君には、
これから違反のない安全運転を意識するように、
心がけてほしいとも願っています。