兄弟で1番小さかった子猫
保護施設に子猫の「ウィンストン」がやって来た時、
兄弟達の中では彼が1番小さかったそうです。
兄弟達が新しい家へ行った後も、
ウィンストンを迎えに来てくれる人は、
なかなか現れませんでした。
ひとりでしばらく里親さんを待っていたある日、
一組の夫婦が保護施設を訪ねてきました。
そしてウィンストンの愛らしい姿を見た彼らは、
一瞬で恋に落ちたのです。
ウィンストンを気に入った夫婦は、
すぐに彼を連れ帰りました。
しかしこの時はまだ、
ウィンストンのシッポに後で大きな変化が、
訪れることに気付いていません。
夫婦のもとで、
すくすくと順調に成長していったウィンストンは、
数ヶ月でとても豊かな毛並みになりました。
ウィンストンの尻尾
夫婦によると、
ウィンストンはいつも幸せそうに過ごしているそうです。
彼はシャワーを浴びたり、
ソファーをひっかくなどの遊びが大好き。
そしてウィンストンは、
いつも夫婦にくっついて離れません。
とても好奇心旺盛な性格で、
家の中をいつも走り回っています。
時にはトラブルも起こしますが、
本当に愛らしくて柔らかく優しい猫だ、
と夫婦は語っています。
クリスマスの時には、
彼はプレゼントの包装紙の上に座ったりしていました。
もしかしたら自分がクリスマスプレゼントになりたい、
という意思表示なのかもしれません。
そんなお茶目なところもあるウィンストンが、
あることで夫婦を驚かせました。
それはウィンストンのシッポです。
家中を駆け回る尻尾
ウィンストンの尻尾は気付かぬうちに、
彼の身体の半分ほどの大きさまで成長していました。
夫婦にとって、
ウィンストンが走り回る姿を見るのは、
楽しみの1つです。
彼のシッポがとても大きいせいか、
まるでシッポだけが走っているように見えるとのこと。
キャットタワーで寝ている時は、
当然大きなシッポが収まりきらず、
下に垂れ下がってしまいます。
始めは小さかったウィンストンとそのシッポは、
1歳の誕生日を迎えたあたりで、
モフモフの大きな塊へ大変身を遂げました!
フワフワのシッポは、
今やウィンストンのチャームポイントの1つとなっています。
これからもその可愛らしいシッポで家の中を走り回り、
夫婦に見守られながら彼らの笑顔と幸せを、
生み出し続けることでしょう。