童謡『ふじの山』に歌われているように、
日本の象徴である富士山は単独峰で、
日本の最高峰でもあります。
その美しい姿は多くの芸術家が作品として残しており、
江戸時代を代表する絵師である葛飾北斎は
『冨獄三十六景』の版画を発表するなど、
年代を問わず富士山に魅入られてしまった芸術家が多数います。
また富士山は、
「赤富士」「紅富士」「逆さ富士」「ダイヤモンド富士」
など様々な表情を見せ、
その姿に名称も付けられているほどです。
そんな人々の心をとらえて離さない富士山ですが、
あるTwitterユーザーさんが朝焼けの富士山を撮影しました。
朝焼けの富士山
四季折々の美しい富士山の写真を公開している
「Taitan」さん。
その中でも2018年5月21日に公開された、
1枚の写真が話題を呼んでいます。
まさに燃えるような朝焼け。
夕焼けとは違い、
激しいというよりも優しく燃えている朝焼けです。
水田には植えたばかりの稲が並び、
逆さ富士の群青色と緑朝焼けの優しい赤色が、
不思議な世界を作り出しています。
おはようございます。今朝は里山の水田で燃えるような朝焼けに出会えました! pic.twitter.com/4tvA320TSn
— Taitan (@taitan21) May 20, 2018
春に見られる短い期間に、
雲や光をとらえた見事な1枚ですね。
この美しい里山は、
人口減少や住民の高齢化により、
減りつつあるそうです。
この場所で生まれ育ってもいないのに、
なぜか故郷に来たような、
安心した気持ちになるのも不思議ですね。
まるで異世界
日々美しい姿を変える富士山の魅力は、
見た目だけではないのかもしれません。
私たち日本人のDNAに組み込まれた、
故郷かも知れませんね。
この幻想的な写真には、
たくさんのコメントが寄せられました。
・まるで異世界のような不思議な感じ
・神秘的!
・日本の美が凝縮された1枚ですね
・コントラストが絶妙!一瞬で目を奪われる写真ですね
・現実に見てみたいです
またTaitanさんは、
他にもたくさん作品を残しています。
美しい富士山や情報を楽しみたい方は、
ぜひこちらを訪れてみて下さい。