子猫の叫び声
ブランドンさん(@arshem)がある日、
自宅近くの道を歩いていた時に、
子猫の叫び声が聞こえてきたそうです。
ブランドンさんはすぐに声の聞こえる方を向き、
車のタイヤの近くに子猫の姿を見つけました。
子猫が叫んでいた理由は首に巻き付けていたバンダナが、
タイヤの下敷きになって動けなくなっていたからのようです。
すぐに子猫を解放してあげたブランドンさんに対し、
子猫はとても嬉しかったことを表すかのように、
足にスリスリしてきます。
子猫を放置しておくことができなかったブランドンさんは、
このまま保護することにしました。
自宅に帰ってきたブランドンさんは、
ひとまず子猫を赤ちゃんのように抱きかかえて、
性別を確認しようとしました。
子猫の性別
子猫を仰向けにして性別を確認したところ、
子猫は女の子だったことが分かりました。
子猫は喉を幸せそうにゴロゴロ鳴らし始め、
その後もしばらく鳴らし続けます。
そして最後には疲れたのか、
子猫はそのままの格好で寝てしまいました。
獣医さんに診てもらうためブランドンさんは、
子猫を柔らかい毛布に包んでから車に乗せました。
しかし子猫はそれが窮屈だったのか、
しばらくすると毛布から抜け出て、
ブランドンさんの肩の上へ登ってきたそうです。
病院に到着したブランドンさんは、
獣医さんに子猫のマイクロチップがないか、
確認してもらいましたが見つかりませんでした。
キャプテン・シャドー
飼い主さんを探す方法として、
マイクロチップを諦めたブランドンさんは、
別のやり方で探すことにしました。
地元新聞への投稿やチラシの配布、
子供の学校で通知してもらうなど、
数々の方法を試します。
そこまでしてもし飼い主さんが見つからなければ、
自分が子猫の里親になろうと決めていました。
結局飼い主さんを見つけることはできず、
ブランドンさんは子猫を家族として正式に迎え入れたそうです。
子猫の名前は「キャプテン・シャドー」とつけられました。
その後も順調に大きな成長を遂げたシャドーは、
今もブランドンさんと一緒に幸せな日々を送っているそうです。