人間に飼われている一番身近な動物といえば、
「犬」と「猫」です。
彼らとの付き合いは紀元前にさかのぼりますが、
何かと比較されることが多いのではないでしょうか?
ペット好きな方の中では、
「私は犬派」「私は猫派」
と派閥が分かれるほどです。
また「犬は人に付き」「猫は家に付く」ともいわれ、
性格も生態も全く違っていて、
2匹は仲が悪い印象があります。
しかし、本当に仲が悪いのでしょうか?
ワンちゃんの首元に、
黒猫が張り付いています。
これはワンちゃんに攻撃をして、
首元に噛みついているわけではありません。
猫なりの愛情表現なのです。
10日ぶりの帰宅
ワンちゃんの名前は「Bow-Z」、
猫の名前は「Jasper」です。
「Bow—Z」は10日あまり、
家を留守にしていました。
その長い留守から帰ってきた姿を見るなり、
Jasperは喜びの頂点に!
猫らしく足元に頭を擦り付けるのではなく、
いきなり抱きつきました。
しかも首元に前足を絡ませ、
愛をささやくように顔を近づけています。
あまりの喜びに、
自分が猫であることを忘れているようですね。
小さな頃から一緒に育つと、
犬や猫の垣根を越えて仲良くなるものですが、
抱きついて喜びを表している姿は見たことがありません。
最大級の愛情表現
久々の再会をBow-Zもシッポを振っているので、
嬉しいのには違いありませんが、
あまりにもJasperが猛烈なので逃げようとしました。
「もう絶対に離れない!」
と言わんばかりに、
逃げようとするBow-Zに再び抱きつくJasper。
この子の愛情表現は、抱きつくことのようです。
決して大好きな相手に、
飛び乗ったりはしないようですね。
この2匹を見る限り、
犬と猫の仲が悪いというイメージは、
人間の勝手な思い込みだったようです。
大人しい性格と情熱的な性格で真逆な2匹ですが、
いつまでも仲良く暮らして欲しいですね。