椎名桔平、愛犬を手放す
犬や猫の寿命はフードや動物病院も充実したこともあり、
昔に比べて着実に伸びています。
しかし、この子たちとは必ずお別れする日がきます。
愛するペットを失い、
「ペットロス」に陥る飼い主さんも、
少なくないと言われます。
そんな中俳優の椎名桔平さんは、
たった10ヶ月で愛犬とお別れすることになりました。
そのお別れとは、
病気や事故という不幸な理由ではありません。
犬好きな方は、
10ヶ月という期間でお気づきかも知れませんが、
椎名さんは将来盲導犬になる子犬と暮らしていたのです。
椎名桔平とパピーウォーカー
椎名桔平さんは小説、
『盲導犬クイールの一生』が映画化された作品に、
盲導犬の訓練士である多和田訓練士役で出演しました。
その映画を通して、
「パピーウォーカー」の活動を知った椎名さんは、
2017年4月に『公益財団法人・日本盲導犬協会』から、
1匹の黒いラブラドールレトリバーを家族として迎えました。
「パピーウォーカー」とは、
盲導犬候補の子犬が人間との信頼関係を築くため、
子犬の期間とされる10ヶ月を一緒に過ごす、
ボランティアのことです。
椎名さんは預かったレトリバーに、
「テンダー」と名付けました。
子犬と過ごす楽しい10ヶ月は、
あっという間に過ぎていきます。
そして、とうとうその日が近づいて来ました…。
テンダーとのお別れ
椎名さんのInstagramには、
たびたびテンダーの写真が投稿されていました。
ファンの方々からも、
「可愛い!」と大評判だったとのこと。
きっと自慢の可愛い家族だったのですね。
しかしパピーウォーカーの期間は、
終わりに近づいてきました。
椎名さんはInstagramに、
テンダーとのお別れに対して寂しさをにじませました。
「あと少しでお別れだね。分かってはいるけどね…」
と綴っている椎名さん。
今までたくさんの愛情を注いでいた、
ワンちゃんとのお別れはつらいものです。
天国に行くわけではなく、
人のために活躍すると理屈ではわかるものの、
その寂しさはどうにもなりません。
椎名さんのファンからは、
たくさん励ましのコメントが寄せられていました。
・テンダーも椎名さんの愛を生涯忘れないとおもいます。
・盲導犬を引退したら、また一緒に過ごせるといいですね。
自分との別れを泣いてくれる人がいるからこそ、
いっぱい愛情をもらった証拠です。
テンダーも椎名さんの愛情を胸に、
立派な盲導犬になって欲しいですね。