鹿は世界中に生息している草食動物です。
日本では奈良県や広島県の宮島に、
多く生息しているように思いますが、
彼らは人間から鹿せんべいを貰うなど、
観光の一環を担っているので、
人に馴れているのです。
本来の鹿は臆病で、
めったに人前に出てくることはありません。
群れをなして森の中で暮らしていますが、
たまに見かけるとすれば、
群れからはぐれてしまった鹿です。
アメリカのコロラド州にある、
小さなギフトショップに鹿が現れたとのこと。
群れからはぐれてしまった鹿なのでしょうか?
まるで迷子になり、
道を尋ねようとしているように見えます。
まるでお客様のように入口に立っていたこの鹿は、
次に驚きの行動をしますが…。
鹿のお客様!?
迷い子らしい鹿は、
恐る恐るお店の中に入ってきます。
店内を見ている鹿は怯えた様子にも見えないので、
まるで観光客にも見えますね。
「ごめんください」
なんて言葉が聞こえてきそうです。
好奇心一杯の若い鹿なのでしょうか?
店主が静かに対応したので、
サングラスを珍しそうに見ている鹿。
話によると鹿は全く警戒する様子もなく、
まるでショッピングを楽しむように、
店内をウロウロしていたそうです。
しかし鹿にとって、
必要なものは販売していません。
満足した鹿は、
店を出て森の方へ走って行きました。
しかし驚きの光景は、
これだけではないのです…。
家族でショッピング!?
驚くことに、
森に姿を消した鹿がまた現れました。
鹿がお店を出た30分後に、
家族を連れて現れたのです。
先ほど来ていた鹿は、
すでに店内に入っています。
お店のことを伝えて、
みんなで見に来たようですね。
何か意を決したかのような鹿の表情。
先ほど見ていた、
サングラスが欲しいのでしょうか?
仲間を連れて来たうえに、
まったく警戒心が見られません。
まるで店主とは、
顔なじみのように見えますね。(笑)
この出来事について、
店主は次のようにコメントしています。
「鹿の家族は店の前で立ちどまり、『私たちも入っていいですか?』と言いたげな表情で私を見つめていたのです。その不思議な光景に私は思わず笑ってしまいました。」
その後鹿の家族は、
静かに森に帰ったそうです。
この珍客との出会いは、
素敵な思い出として残ることでしょう。