最近はペットの種類も多様化され、
犬や猫以外にもウサギやフェレット、
爬虫類なども室内で飼われている方がいます。
大抵の動物たちは、
一緒に暮らしている飼い主さんでしか、
その子の考えていることを理解できません。
しかし人間との付き合いが長い犬はどうでしょう?
彼らは顔の表情でも、
飼い主さんと意思の疎通ができますが、
その顔つきは第三者が見てもよくわかります。
今回ご紹介するワンちゃんは、
ゴールデンレトリバーの「カティア」です。
どうやらカティアは、盗み癖があるようです。
すきがあれば家族の靴などを盗んでしまうらしく、
この日も見つかってしまいました。
問い詰める飼い主さんに対し、
反省しつつも言い訳をするカティアは、
まるで人間の子供のようです。
「この靴盗んだの!?」
リビングで丸まっているカティア。
一見普通にお昼寝をしているように見えますが、
カティアはアゴの下に靴を隠し、
飼い主さんが通り過ぎるのを待っているようです。
しかし飼い主さんはひと目で、
何かあると感じました。
カティアの背中からは緊張感が漂っています。
飼い主さんは少し怒った口調で、
カティアを問いただしました。
カティアは靴やストールなど、
気に入ったものがあると自分の宝物にする癖があるので、
すぐにカティアの隠し事を見破ったのです。
「見つかってしまった…」と、残念そうなカティア。
「ごめんなさい…」
飼い主さんは、
この盗み癖を直そうとお説教を始めました。
お説教をされているカティアの表情は、
心から反省しているように見えます。
しかし、
飼い主さんのお説教内容に少し言い分があるようで、
低い声で何か言い始めました。
牙を見せて鼻にしわを寄せてはいないので、
本気ではありませんが
「そこまで言わなくても」と怒っているようです。
飼い主さんはそんなカティアの、
反抗的な態度を見て言いました。
「カティアは反逆者!」
まるで親子喧嘩のような飼い主さんとカティアですが、
悪い事ととは知りつつも、
カティアの言い分があるようですね。
最後には、その場を立ち去るカティア。
飼い主さんの匂いがする物を、
側に置いておきたいのかもしれませんね。