ネコ科の動物には珍しく、
たてがみのある雄ライオン。
体重が150~250キロで、
体長が170~250メートルもある、
トラと並ぶ最大の肉食獣です。
百獣の王ライオンは、
群れを守るために迫力のある声をだします。
普段は狩りもせず、
ダラダラ過ごしているように見える雄ライオンは、
群れを脅かす敵に立ちはだかり、
威嚇のために吠えます。
あの思わず恐怖を感じてしまう声ですが、
ライオンにも小さな子供時代があります。
赤ちゃん時代の訓練があってこそ、
あの声が出るのではないでしょうか?
まだヨチヨチ歩きの赤ちゃんライオンが、
カメラに向かってやってきました。
この子は一応吠えますが、
それは威嚇なのか挨拶なのか…?
吠える練習
まだ赤ちゃんで小さな声です。
耳をすましてお聴きください。
4回ほど吠えます。
可愛い声で、まるでカエルのような声です。
お母さんを探す様子もなく堂々と歩いていたものの、
「がお〜」という感じには程遠いです。(笑)
小さな猫よりも可愛い声で鳴いていた赤ちゃんですが、
とりあえず吠えている姿は将来大物になる予感がします。
しかしこのままでは、
敵を威嚇するどころかあまりの可愛らしさで、
逆にみんな寄ってきてしまいそうですね。
ライオンの成長
ライオンの赤ちゃんは、
生後2週間ほどで歩き出すそうです。
この子はまだ赤ちゃんでとても可愛いですが、
吠えようとするのはさすがライオンですね。
離乳期間を迎えて7~10か月ほど過ぎると、
少しは迫力のある声になるでしょうか?
そしてライオンは、5年ほどで成長するそうです。
これからまだまだ修行が続くと思いますが、
赤ちゃんライオンにはぜひ頑張ってもらいたいですね。
あの地響きのするような、
「がお〜っ」と吠える日が楽しみですね。